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しょぼくれ顔の子猫、カラスにつつかれ頭に穴!? ボランティアの連携で救われる

写真:ねこけんブログより
愛媛で保護された乳飲み子の頭には穴が…、先輩猫「しょぼぼ」似のどん臭さ
保護当時(写真:ねこけんブログより)
乳飲み子の場合、早く対応しないと命の危険がある。だが、相談者がいるのは『ねこけん』のある東京から遠く離れた愛媛県・松山市だという。さすがに遠すぎて、ボランティアメンバーが直接保護に向かうのは難しかった。
だが、そんな状況を助けてくれたのが、愛媛のNPO法人『愛Cat』(正式表記は愛とCatの間にハートマーク)。溝上代表からの相談なら「すぐ動く」と快諾してくれ、すぐに相談者の元へ保護に向かってくれたそうだ。
「『愛Cat』さんは、以前うちの医療チームが愛媛に出張し、野良猫の不妊・去勢手術を行った際に知り合いました。愛媛は猫の殺処分数が多く、それをなんとかしたいと出張手術に行ったんですね。『愛Cat』さんとは今も、助け合って活動しています」
こうして無事に保護された子猫だったが、送られてきた写真を見た『ねこけん』メンバーはびっくり。そこには、かつて『ねこけん』で暮らしていた猫「しょぼぼ」に負けずとも劣らない、なんともしょぼくれた風貌の子猫がいた。「しょぼぼ」は現在では新たな家族と共に暮らしており、飼い主の愛あふれるツイートがバズったことでも話題になった猫だ。
しかも、驚いたのはそのしょぼくれ具合だけではない。なんと、頭には小さな穴が開いている。どうもカラスにつつかれてしまったようで、しょぼくれ顔も相まって、なんとも哀愁漂う子猫だった。
「子猫がカラスにつつかれることって、よくあるんです。でも穴は小さいですし、すぐに治ると思います。なんだか、そんなどん臭いところも『しょぼぼ』に似てますね(笑)」
相談者とボランティアの連携が救った命、「殺処分を減らし猫を救いたい」
元気になった「こむぎ」(写真:ねこけんブログより)
「こうしたボランティア同士の横の連携は、すごく大事だと思います。『ねこけん』のボランティアメンバーもそれぞれ仕事を持ち、家にはたくさんの保護猫を抱えているため、遠方まで保護に向かうのは難しくて。とはいえ、相談が寄せられるならば、なんとかして救いたい。そうしたときに、今回のような繋がりが必要になります。また、もし保護が必要な猫を見つけたら、まずは地元の保護団体などに相談することも考えていただけたらと思います」
前述のとおり、猫の殺処分が多いという愛媛。その一因には、不妊・去勢手術の値段の高さがあるという。手術をしなければ、外で生きる猫はどんどん増えてしまう。「こむぎ」ちゃんもまた、そうして生まれた猫かもしれないし、一歩間違えば殺処分の憂き目に遭っていたかもしれない。今回は幸運だったが、悲しい運命をたどる猫が少なくないことは確かだ。
「『ねこけん』と『愛Cat』がコラボし、クラウドファンディングを活用して愛媛にクリニックを開こうとしています。殺処分が多いという状況を少しでも改善し、猫たちを救いたいと思います」
■NPO法人『ねこけん』(外部サイト)
■『ねこけん』オフィシャルブログ(外部サイト)