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“10匹の猫”と暮らす飼い主さん、具合が悪くなって寝込んだ末の出来事とは? 「猫たちに生かしてもらっている」
猫から見た、飼い主の立ち位置「避けられるくせにわざわざ体の上を歩かれたりする」
――10匹の猫をご自宅に迎え入れることになった経緯を教えてください。
ririca1匹目のらいやくんは、友人のバイト先のプールに住み着いている所を保護しました。2匹目のふうやくんは、当時通っていた動物病院の側で1匹でいる所を保護しました。それ以降の子たちは、もともとご縁があった保護活動をされている方などに「ぜひ我が家に迎えたいです!」と言って迎えました。
――漫画では、猫ちゃんたちの自由気ままな性格が描かれています。飼い主さんの立場は、10匹の猫ちゃん猫たちからはどのように位置づけられていると感じますか?
riricaきっと私は、“たまにご飯をくれる下々の何か”だと思われていると思います。私が床に寝転んでいると、避けられるくせにわざわざ体の上を歩かれたりするので…。
――10匹の猫ちゃんたちのお世話をするなかで、もっとも大変だと感じることは何ですか?
ririca一番はトイレの管理です。我が家には下部尿路予備軍が3匹いるので、頻尿や血尿などには気をつけるようにしています。今はしっかりしましたが、昔は茶トラの3匹が原因不明のお腹ゆるゆるマンだったので、ゆるいうんちを踏みつけて走り回ったり…。こだわりの強い女の子は猫砂が嫌になってシートにしかしなくなったり…。トイレの好みも色々なので、今の状態に落ち着くまでかなり模索していました。
「猫たちに生かしてもらっています」
ririca自分自身、将来的な夢も希望も特になく生きていますが、「今私が死んだら、これから猫たちが困っちゃうかもしれないから、明日も生きなきゃな〜」という感じで猫たちに生かしてもらっています。ほかの家族も同じ感じで、猫たちがかなり“生き甲斐”になっています。
――大人の猫もいれば、2021年生まれの子もいるそうですが、猫同士の関係性は飼い主さんから見てどのように感じていますか?
ririca「この子とこの子は相性が悪いな」と感じることもありますが、なんやかんや一緒に寝ていたりするので、どういう関係性なのか結構謎です。全員リビングにいたりするので、特に上下関係もなく、程よい距離感で過ごせていると思います、たぶん。
――今後、猫漫画を通してどのようなことを伝えていきたいですか?
riricaただの絵日記みたいなものなので、伝えたいことなどと大それたことはあまりないのですが、「猫ちゃんと一緒にいると楽しいんだな〜」って思いながら読んでいただけたら嬉しいです。