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小松菜奈の一番好きな作品は? “年の差28歳”の真っ直ぐな恋愛から、初恋相手と再会果たす名曲の実写まで【#ファンに聞いてみた】

この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
⇒この記事をオリジナルページで読む(2月16日掲載)

2月16日に26歳の誕生日を迎えた女優の小松菜奈さん。これまでドラマや映画など話題作に出演し、その確かな演技力、華やかな存在感で多くの人を魅了してきました。今回は、そんな小松さん出演の「一番好きな作品」をテーマにアンケートを実施し(※)、ランキングのトップ5を発表。ファンの声とともに紹介していきます。

※物語の内容に触れる描写がありますのでご注意ください
※ORICON NEWS公式Twitterアカウントにて実施 総票数:121

5位(9票)【渇き。】藤島加奈子(ふじしま・かなこ)

・2014年6月27日公開映画
・原作:『果てしなき渇き』(深町秋生/宝島社)

容姿端麗な優等生の加奈子(小松さん)が部屋に全てを残したまま失踪したところからストーリーが展開します。元妻の依頼でその行方を追うことを請け負った元刑事(役所広司さん)が捜索に乗り出し、娘の跡をたどるうちに驚がくの事態に巻き込まれていくサスペンスミステリーです。
当時新人だった小松さんはオーディションを経てヒロインに抜てきされました。その後のインタビューで「最初は、演じることは自分に向いていないんじゃないかって思ったりしたんです。でも、撮影の本番になると、自分でも意外だったんですけど、のびのびとできたり、リラックスできたりしたんです。撮られることは嫌いじゃないし、演じる楽しさにも気づけました」と明かしています。

映画『渇き。』予告編

【ファンの声】

「この映画で初めて菜奈ちゃんの存在を知りましたが、二面性のあるミステリアスな加奈子がぴったりでした。映画館のスクリーンで観るべき女優さんだなと感じました」

「ミステリアスな役がとっても似合ってました。『ボク』(清水尋也さん)と共に、菜奈ちゃん扮する加奈子に魅了し、翻弄されました」

「突如出てきた彗星の様な女優さん! ミステリアスで、可愛らしくて、魅力があふれていて、衝撃的でした! 今でも当時の感覚は忘れられません」

4位(14票)【恋は雨上がりのように】橘あきら(たちばな・あきら)

・2018年5月25日公開映画
・原作:『恋は雨上がりのように』(眉月じゅん/小学館)

陸上の夢をケガで絶たれてしまった主人公の女子高生・橘あきら(小松さん)は、偶然訪れたファミレスで店長・近藤正巳(こんどう・まさみ/大泉洋さん)の優しさに触れたことで、近藤に片想いをしてしまいます。あきらは17歳、かたや近藤は“さえない店長”で、バツイチ子持ちの45歳。28歳の年齢差を物ともせず、若さゆえに真っ直ぐにぶつかってくるあきらに戸惑う近藤。それでも次第に心の距離を詰めていく2人の恋模様を描きました。
小松さんは、原作の印象について「最初は女子高生とおじさんの恋愛の話かなって思いましたが、読み進めていくと2人の成長物語のように思います。微笑ましく、ちょっぴり泣けたり、大切な想いだったり、人を好きになる事だったり読んでいてなんとなく背中を押してくれる感じがしました」と説明。「素直に伝えるって難しい事だけど、私が演じるあきらとして素直にまっすぐ伝えたいです」とし、「2人の絶妙な距離感や空気感を大泉さんと一緒に作り上げていくことに私自身とても楽しみです」と声を弾ませました。

「恋は雨上がりのように」予告

【ファンの声】

「冴えないおじさんの店長を好きになってしまい、不器用ながらも気持ちを伝えて行くストーリーが大好きなんですが、菜奈ちゃんがめちゃくちゃハマり役で可愛すぎました」

「清楚系の菜奈ちゃんが一番好きなので今回は『恋は雨上がりのように』を選ばせていただきました」

「クールで魅力的な顔立ちから、笑顔が凄く素敵で、おちゃめで可愛いところや、何事にも一生懸命で楽しもうとする姿、周りの人が暖かくなるような優しさとか明るさがあって、行動力や色んなことに挑戦する大切さを菜奈ちゃんには教えてもらいました」

3位(15票)【糸】園田葵(そのだ・あおい)

・2020年8月21日公開映画

中島みゆきさんが知人の結婚を祝して作り、1998年にシングルリリースされた名曲を実写映画化。高橋漣(たかはし・れん/菅田将暉さん)と園田葵(小松さん)は、13歳のとき北海道で出会い初めての恋をします。しかし、葵は養父からの虐待に耐えかねて町から逃げ出し、母と北海道を離れることに。離れ離れになった2人は、それから8年後、東京で再会を果たすも、北海道で生きる決意をした漣と世界中を飛び回って自分を試したい葵は、別の人生を歩み始めていました。さらに10年後、平成最後の2019年に、もう一度だけ2人はめぐり逢うことになります。
菅田さんと小松さんは本作のオンラインイベントで、互いに感謝の思いを伝えています。菅田さんは「いつも明るくて、一見ひょうひょうとしているけど、ずっと人のことを考えてる人。また、いい再会がしたいですね。圧倒的な信頼度と、一緒にお芝居をしていて高揚感に何度も助けられている。いろんな現場で相対していきたい」と願いつつ、「楽しい時間をありがとうございました」と頭を下げました。
また、小松さんは「ライバルみたいなところがある。すごく刺激になる存在」とした上で「シンプルに出会ってくれて、ありがとうございます。いろんなモノを……。本当にいろんなことがあった。『糸』だけでなく、器の広さというか、人に対する優しさも素晴らしい。私もそうありたいと思わせてくれる人。これからもよろしくお願いします」と語りましたが、終始涙が止まらず、菅田さんは「早く(イベントが)終わってほしい、もう(泣くのを)耐えられないよ。うれしいですね」と照れ笑いを浮かべていました。

映画『糸』予告

【ファンの声】

「ミステリアスな雰囲気を持ちながら、無邪気でかわいいギャップにキュン。レトロな雰囲気やエキゾチックな雰囲気までなんでも自分のものにするところがすごい!!」

「何度か泣きながらご飯をたべるシーンに心を打たれました。画面越しで演技に対する思いが伝わってきて、泣いてしまいました」

「公開前からすごく楽しみにしていて、実際に映画を観て何度泣いたかわからないほど私の中で一番大好きな映画です」

2位(24票)【ぼくは明日、昨日のきみとデートする】福寿愛美(ふくじゅ・えみ)

・2016年12月17日公開映画
・原作:『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(七月隆文/宝島社)

切ない運命を背負った20歳の男女の淡い恋物語が、やがて明かされる悲しい真実とともにファンタジックな設定の中で描かれます。京都の美大に通う20歳の学生・南山高寿(みなみやま・たかとし/福士蒼汰さん)は、大学まで向かう電車の中で出会った女性・福寿愛美(小松さん)と恋に落ち、交際を始めますが、やがて愛美から想像もできなかった大きな秘密を明かされるという純愛ラブストーリーです。
三木孝浩監督から“今までで一番かわいい小松さんを撮りたい”と言われたといい、「(愛美は)男性から見た理想の女性像のようなところもあるので、最初はそれに合わせるのが難しかったです。そういう“かわいらしさ”が、苦手分野なので(笑)」と明かす小松さん。「衣装も、かわいくマフラーを巻いたり、スカートやワンピースを着たり。普段の自分が着ない服装が多かったので新鮮でしたね」と撮影をしみじみ回顧しました。

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』予告映像

【ファンの声】

「切ない運命を背負った2人が1度離れかけた心を引き寄せ合い、目の前に愛する人の存在、温もりを感じながら一心に愛を育んでいく健気な姿に胸を打たれました」

「この作品をみて、小松菜奈ちゃんの大ファンになりました! DVDも買って5回以上観てます。菜奈ちゃんの繊細な表情、声、動作……全てが完璧で、演技を超えてます」

「菜奈ちゃんが演じた愛美の切なさが、表情から伝わってきて、すてきな映画になってると思います。菜奈ちゃんの演じる表情がすてきです」

1位(29票)【溺れるナイフ】望月夏芽(もちづき・なつめ)

・2016年11月5日公開映画
・原作:『溺れるナイフ』(ジョージ朝倉/講談社)

ティーンモデルとしての絶頂期に田舎へ引っ越すことになり絶望していた主人公・望月夏芽(小松さん)が、個性的な少年・コウ(菅田将暉さん)と出会うことでストーリーが展開。2人の出会いを軸に、10代特有のヒリヒリとした青春の日々を描いています。
撮影中は、菅田さんが「非常にピリピリした現場でした。だからこそ生まれるものがあると信じて臨んでいました」と語るように、重々しく息の詰まるような時間もあったそうです。山戸結希監督のなかに生きる『溺れるナイフ』の登場人物たちと、生身の俳優の思いが食い違うこともあり、そこに監督と俳優たちの“真剣勝負”が生まれました。
また、夏芽を演じた小松さんは「最初、夏芽のことがよくわからなくて、日々の撮影もハードな中で、不安になったりしました。迷惑をかけたり、悔しい思いもたくさんありました」と当時の苦悩を吐露。“真剣勝負”に真っ向から挑み、完成した本作を初めて観たときは、過酷な撮影を思い出し涙が止まらなかったそうです。

小松菜奈と菅田将暉のキスシーン!『溺れるナイフ』特報

【ファンの声】

「夫婦になった菅田将暉さんとの共演作。2人とも透明感が凄すぎて、見てる方がずっとドキドキしてました笑」

「演技や美しさがとても魅力的で、この映画を観て大好きになりました。やっぱり水中でのシーンとか、椿を咥えるシーンも印象的で好きです」

「結婚された菅田さんとの初共演作で、思い入れが深いです……。菜奈ちゃんが演じる夏芽の心の動き方が、とても繊細だったのが印象的でした。溺れるナイフはわたしのバイブルです……!」

映画『余命10年』本予告

上記作品のほかにも、映画『さよならくちびる』、『黒崎くんの言いなりになんてならない』、『坂道のアポロン』などを推す声がありました。3月4日には映画『余命10年』の公開を控える小松さん。今後の活躍が楽しみでなりませんね!
この記事について
この記事は、LINE初の総合エンタメメディア「Fanthology!」とオリコンNewSの共同企画です。
俳優・歌手・芸人・タレントらの趣味嗜好を深堀りしつつ、ファンの「好き」を応援。今後、さらに気になる人の「これまで」と「これから」をお届けしていきます。
⇒この記事をオリジナルページで読む(2月16日掲載)

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