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「アリエッティが着てそう!」妖精サイズの花ドレスに反響、うつで休学中の作者「間違いなくいい影響」
生花でのドレス作り、療養のなかで「ワクワクし、気持ちが和む時間に」
【桃月さん】反響には素直に驚きましたし、反応数の大きさに現実味は感じられませんが、すごく嬉しいです。皆さんとても温かいコメントばかりで、ありがたく思っております。「妖精の専属デザイナーがいた」というコメントは、特に印象に残っていますね。
――本当に妖精が着ていそうな可愛いドレスです。
【桃月さん】洋裁師と妖精の交流を描く漫画『妖精のおきゃくさま』の作者である脇田茜先生にお褒めのお言葉をいただいたことと、私のツイートをきっかけに『妖精のおきゃくさま』を知った方がいらっしゃったことは、とても嬉しかったです。
――お庭に咲いている花を使って制作されているとのこと。いろいろな花が咲いていて、素敵なお庭ですね。
【桃月さん】ありがとうございます。自宅の庭で、花は私が植えました。小学生の頃から、ずっとガーデニングが趣味なんです。ほとんどは貯めたお年玉などで買って植えましたが、ツルニチニチソウは自然と生えてきたものですし、人から貰ったものや物心ついた頃にはすでに生えていた植物もあります。
――ドレスのデザインも素敵です。デザインや服飾を勉強されていたのでしょうか。
【桃月さん】服飾やデザインのお仕事をしたことも、そういった勉強をしたこともありません。今は、大学への進学を目指していますがうつ状態になり、療養のために予備校を休学中です。
――とても大変な時期かと思います。そのようななか、花の鑑賞やドレス作りは、桃月さんにとってどのような存在になっていますか。
【桃月さん】癒しやリラックスの時間になっています。考えている時も作っている時もわくわくしますし、気持ちが和みます。病院の先生にも土や自然に触れたり日光を浴びたりすることを勧められたので、間違いなく良い影響があると思います。
白い紫陽花のドレス。花びらのふちがフリルみたいだったので重ねてみました。 pic.twitter.com/FpVt0el75G
? 妖精のドレス@桃月 (@fairy_dress_) May 31, 2021