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【整形美女】「その顔で?」「ブス!」周囲の言葉に深く傷つき整形手術を繰り返した女性 、整形の先に見えたものとは

「整形のたびに自己肯定感は下がっていく」それでも整形を繰り返してしまう理由

 26歳にして、美容皮膚科プロデューサーとして都内でクリニックを立ち上げたみるくナースさん。中高時代は自分の顔を可愛いと思っていたという彼女が、「自分の顔が嫌だ」と明確に感じたのは上京してからだった。高校卒業後、看護専門学校に入学したが、つけまつ毛やカラコンは当たり前という今まで関わることがなかったタイプの子がクラスにたくさんいて、「あ、私ってダサい。遅れてるのかも」と感じ、自分の顔が急に嫌になってしまったという。

「ちょうどその頃、Twitterを始めたのですが、あるとき、ポートレートモデルをしないかと声をかけられたんです。嬉しくてネットに載せたら、知らない人から『ブス』とか悪口が来るようになって。そこから『自分ってブスなんだ』と思うようになっていき、20歳のときに二重整形をしました」

 でも、それでは満足はできず、みんなで写真を撮ったときなどに自分より可愛い子を見ては「何が違うの? 私も可愛いはずなのに…」と思い始めたそう。そして、看護師になって2年目のボーナスで渡韓し再度整形をしたが、悪質なアンチによる嫌がらせは止まらなかった。

「リアルアカウントでしか顔出ししていなかったのに、整形アカの方が特定され、掲示板に晒されました。勤務先や本名以外にも、風俗で働いているとか、あることないこと書かれました。それで迷惑をかけられないと思い、病院を辞めました」
 病院退職後、美容クリニック勤務を経て、現在は美容皮膚科クリニックの経営を行っているみるくナースさんだが、整形で得たものは“環境”だという。ただ、「整形をしていなかったら、今の仕事には就いてなかった」と振り返る一方で、「整形を重ねる度にやりたいことが増えていき、自己肯定感はどんどん低くなっている」ともいう。

「今の顔は20点くらい。この顔だから死ぬとは思わないけど…自分の中の幸せには遠いです。満足いかないところがあると自分は幸せじゃないから、一生幸せにはならない気がする。可愛くなるために整形という努力をした自分はすごいなって思うけど、ただそれだけ。整形が私を幸せにすることはないと思います」

 整形を繰り返すことに不安はないし、後悔していることもあるが全ては自己責任だという彼女のモチベーションは、「とにかく強くなりたい」という思いだとか。

「自分という人間に自信がないから。数字として出るものしか自信になっていかないんです。フォロワー数、クリニックの展開数、総資産額、様々な経験値…。誰が見てもすごいと思うことで自分を固めないときつい。顔の美醜は人によって価値観が変わるから、あまり評価の材料にしたくないです」

 みるくナースさんは、今後は美容医療をもっと身近にしたいという考えを持っている。

「偏見や差別が嫌いなんですけど、世の中にはそういう人も多いから、美容医療を通してなくしていきたいです」

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