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横浜流星、他人と比較していた10代 ブレイクも慢心なし「やるべきことは変わらない」
実感した“作品の影響力” 2019年は「運が良かった」
「これまでと変わらずに仕事に取り組んでいたのですが、ひとつの作品をきっかけにこんなにもたくさんの方に知っていただき、応援してもらえるのはうれしいです」とするも「作品の影響力を目の当たりにしたのと、運が良かったと感じています」と舞い上がる様子はない。
「運が良かった」と謙虚に話す横浜だが、10代のときは人と比べて、思い悩むこともあったという。「この人のようにという俳優像が昔はありました。でも、その人にはなれないし、10代のころはそう思ったり、いろんな人と比べていました。そして、20歳を過ぎてからいい意味で他人に興味を持たなくなっていきました」と人との比較よりも、自分を見直す時間が増えていった。
横浜のいう「やるべきこと」とは具体的にはどのようなことなのか。「10代のときも作品への準備はやっていましたが『100%不安なくできているのか?』『その役を理解できているのか?』それを問われると、しっかりと答えることができませんでした。『もっともっと作品について考えられるだろう』と思ったことですね」と、そのまじめな性格で着実にチャンスをつかんでいった。
「相手をリスペクトすることは良いことだと思います。でも、比べることは良いことがないですね。負の連鎖というか、自分を認めて受け入れてあげないと、人生は豊かにならないと考えます。比べることは、仕方ないことだと思いますが、自分のことを考えることが大切だと思います。『将来どうなりたいの?』『なにかやりたいことはないの?』と自問自答し、もしそれがないのなら趣味を見つけてみるとか…。小さいことからでもやってみることで、比べなくなっていくと思います」。