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吉沢亮“順調”なキャリア形成「理想的な登り方ができている」

 NHK連続テレビ小説『なつぞら』の山田天陽役で絶大な支持を受け、映画『キングダム』(2019年)のエイ政/漂役で『第43回日本アカデミー賞』最優秀助演男優賞を受賞した吉沢亮(26)。来年の大河ドラマ『青天を衝け』で主人公・渋沢栄一を演じることも決まっている彼が、住野よる氏の原作を映画化した『青くて痛くて脆い』(8月28日公開)で杉咲花とW主演を務める。復讐に燃える大学生・田端楓で“ダークサイド”の主人公を表現した吉沢が、どのように新境地を切り開いたかに迫った。

 吉沢が演じる楓は、コミュニケーションが苦手で「大切な仲間」と「居場所」を奪われた大学生。他人と距離を置き、人の人生に立ち入ろうとしない青年だ。一方、杉咲が演じるヒロイン・秋好寿乃は空気の読めない発言を連発して周囲から浮いた存在のヒロイン。そんな正反対な二人がキャンパスで出会い、「世界を変える」という目標を掲げるサークル・モアイを立ち上げるも、秋好が“この世界”からいなくなってしまう。秋好の存在亡き後、意識高い系就活サークルに成り下がったモアイに楓は怒り、憎しみ、歪んだ感情が暴走していき、秋好がかなえたかった夢を取り戻すために青春最後の革命を起こす。

ダークサイドな役は「嫌なヤツを演じるのが楽しい(笑)」

 吉沢は、本作の映画化発表のおり「今まで演じたことのない闇の抱え方、屈折の仕方をした役で、見た人から嫌われそうな役だったのですが、演じていてとても楽しかったです」とコメントを寄せていた。

 “ダークサイド”の楓だが「共感できる部分はけっこうありました。ダサかったり、痛い部分を持っている男ですが、こういうダサさや痛さは誰でも共感できるものではないかと思ったんです」と話す。

 その上で「単純に嫌なヤツを演じるのが楽しいというか(笑)。人の嫌な感情や気持ち悪い部分は日常生活で出すわけにはいかない。それをお芝居だったらいくらだって出していいわけですから、そういう部分の発散は楽しかったですね」と演じたときの“楽しさ”を振り返ってくれた。

目の前の仕事に集中“なりたい自分”は「特にない」

 劇中では“なりたい自分”というせりふが何度も登場する。吉沢自身“なりたい自分”というのは「特にないんです」といい「将来のことはあまり考えていないです。基本的に先のことは考えずに生きているんで(笑)。ただ、この仕事を続けて、この仕事で食べていけれればいいなと思います」と目の前のことに集中して仕事をこなすことをモットーとする。

 それでも『なつぞら』『キングダム』、そして『青天を衝け』とヒット作への出演や大河ドラマの主演を手にし、吉沢の“キャリア形成”は順調に見える。
 「自分で言うのも気が引けますが、順調だとは思います」といい「毎年一つひとつ登っている感覚で仕事をやらせてもらっています。どんっと上がるわけでもなく、落ちているわけでもない。緩やかに登っていっている感じで、今は理想的な登り方ができていると思います」と充実感も語ってくれた。

 そんな吉沢も「スターになりたいという意識はあります」と目標を明かす。「誰もが知っているスターに。昔に描いていたスターにはまだまだなれていないですが、単純に仮面ライダーが好きだったので、みんなが憧れるような存在になりたいという意識が昔からあったのかもしれません」。

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