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【プラモデル】戦艦、航空機、戦車など“神作”まとめ

作品:フジミ 1/72「F-14A」/制作:ショウケン

作品:フジミ 1/72「F-14A」/制作:ショウケン

 国産プラモデルが1958年に産声をあげてから60余年、黎明期から現在に至るまで、その歴史を支えてきたのは戦車・艦船・航空機といったスケールモデル(※縮尺に基づいて忠実に再現した模型)だ。中でも、映画『トップガン』でも活躍し、“最高の航空機”との呼び声もある「F-14トムキャット」は今なお根強い人気を誇る。今回、実際に起きた「シドラ湾事件」の1シーンを再現したショウケン(@kn20154)氏に、プラモの原体験や本作への思いを聞いた。

モチベUPのため映画『トップガン』を視聴し、その熱が冷めぬまま制作

  • 作品:フジミ 1/72「F-14A」/制作:ショウケン

    作品:フジミ 1/72「F-14A」/制作:ショウケン

――プラモデルの魅力に目覚めた原体験を教えてください。

【ショウケン】幼稚園の頃に兄の影響でガンプラを作ったのが原体験となります。そこからずっとプラモデルを作り続けています。

――最初の頃はガンプラだったんですね。

【ショウケン】中学3年生まではずっとガンプラでした。組み立ててスミ入れするぐらいでしたが、100体以上は制作したと思います。

――では、スケールモデルの魅力に目覚めたキッカケは?

【ショウケン】タミヤ 1/72「スピットファイアMk.I」です。ガンプラを作っている時から「塗装してみたい」という気持ちはあったのですが、全塗装するにはなかなかハードルが高くて。そんな時にこのキットが手元にあって、水性ホビーカラーの筆塗りで完成させました。その時の感動は今でも忘れられず、気が付いたらスケールモデルの世界に足を踏み入れていました。

――そこからは航空機三昧ですか?

【ショウケン】いえ、高校3年間の中でレシプロ機、AFV、艦船と一通り作ってみて、再度レシプロ機に戻りました。その後、気まぐれで購入したタミヤ 1/72「ミラージュ2000」を完成させた時に、自分の中で「これだ!」としっくり来たんです。そこからジェット機を作るようになり、作っていくうちに実機についても調べるようになり、どっぷりハマっていきました。

――今回紹介している機体の名前とテーマを教えてください。

【ショウケン】「F-14A」“ミグキラー”です。1989年にシドラ湾上空で発生した米海軍とリビア空軍との戦闘(シドラ湾事件)で、リビアの「MiG-23」を撃墜したVF-32“スウォーズメン”所属機を再現しました。空対空ミサイルを搭載し、発艦前の緊張感が伝われば幸いです。

――使用したキットやフィギュアは何ですか?

【ショウケン】フジミ 1/72「F-14A」です。30年前からあるキットですが、複雑な機体のアウトラインを見事に捉えており、数あるトムキャットのキットの中でも出色の出来です。フィギュアは同じくフジミのデッキクルーセットです。こちらも出来が良く、飛行機の側に置いておくと雰囲気が出ます。

――本作を制作するきっかけは何ですか?

【ショウケン】月刊『モデルアート』の作例で「F-14D」を制作していたのですが、その際モチベーションを上げる為に映画『トップガン』を繰り返し視聴していました。そして作例の制作終了後も熱が冷めず、勢いのまま作りました。

――確かに、本作からは臨場感だったりストーリー性が伝わってきます。本作でもっとも力を入れた部分と苦労した点を教えてください。

【ショウケン】とにかく全体的に丁寧に仕上げるようにしました。キツめにウェザリングを施してありますが、それも大味にならないように、引いて見た時にまとまっているように意識しました。苦労した点ですが、古いキットなのである程度パーツの痛みはありますし、機首と胴体の取り付けで側面に段差が出来てしまいました。そういった細かい点をなるべく解消するのに時間がかかりました。
  • 作品:ハセガワ 1/72 F-4J 制作:ショウケン

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  • 作品:アカデミー 1/72 F/A-18C 制作:ショウケン

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受験勉強の為にプラモ制作を休止したらストレスで“胃腸炎”に

  • 作品:トランペッター 1/72 J-10B 制作:ショウケン

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  • 作品:ハセガワ 1/72 タイフーン 制作:ショウケン

    作品:ハセガワ 1/72 タイフーン 制作:ショウケン

――昨今、スケールモデルで力を入れている表現方法は何でしょうか?

【ショウケン】実機の雰囲気に寄せた印象にしつつ、自分のやりたい事を盛り込めるような、バランスの取れた仕上がりを目指しています。

――逆に、スケールモデル制作で難しい部分は?

【ショウケン】なかなか自分のやりたい事が写った写真が見つからない事です。なので「どこまでオーバーに表現出来るか」という見極めが難しいです。

――なるほど、1枚絵でストーリーを表現する際は、“拡大解釈”してオーバーに見せることも大事なんですね。

【ショウケン】本物らしく見せるためには、既視感のある「見覚えのあるシーン」をチョイスすることも大切です。見覚えのある有名な写真を題材にすれば、作品を見た方も分かりやすくなると思います。

――そうした“見覚えのある風景”を正確に再現する技術も必要ですね。本作はどのようにして撮影されましたか?

【ショウケン】早朝に土手に行って、自転車の荷台に段ボールを置き、さらにその上に黒い板をセットして撮影しました(笑)。

――合成やフォトショ加工ではなく、自然光やリアルな風景との組み合わせですね。撮る際に意識している点は何でしょうか?

【ショウケン】本物の雰囲気に近づくようなアングルを探すことです。また、あくまで主役は飛行機なので、脇役であるフィギュアの立ち位置には気をつけています。

――撮影機材は何を使用されていますか?

【ショウケン】一眼レフカメラを使用しています。航空祭に行って飛行機を撮るのも好きなので、その時と全く同じ装備で望遠レンズを装着して撮影しています。

――最後に、ショウケン様にとってプラモデルとは?

【ショウケン】切っても切れない関係です。生まれてまだ22年しか経っていませんが、そのうちの17〜8年はプラモデルと共にあり、受験勉強の為に制作を休止した際もストレスで胃腸炎になったほどです(苦笑)。これから先の長い人生もプラモデルはやめられそうにありません。

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