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(更新: ORICON NEWS

ミニ四駆コンデレ コンクールデレガンスで人気のマシン一挙公開

サビや汚れを再現した“ウェザリング”技法「無骨で男臭いところが魅力」

サビや汚れを再現した“ウェザリング”技法「無骨で男臭いところが魅力」

1980年代〜90年代に2度のブームを巻き起こし、累計販売台数1億8000万台以上を誇る、株式会社タミヤから発売されている「ミニ四駆」。レース同様に、マシンの見た目を競う企画「コンクールデレガンス」(以下コンデレ)も大きな盛り上がりを見せている。今回は、サビや汚れをリアルに再現するプラモデルの技法“ウェザリング”に魅せられたチカラさんの作品「(有)JJレッカー」をご紹介。ミニ四駆を再開して1年程度というチカラさんに、コンデレ制作を始めたきっかけやコンデレ作品への想いなどを聞いた。

本物の車だったら、どこが錆びるかを研究してリアルに再現

――「ミニ四駆」との出会いを教えて下さい。

子どもの頃、漫画『ダッシュ!四駆郎』が流行っていて、友達と一緒に外を走らせまわっていました。大人になってからは、自分の子どもが突然ミニ四駆を欲しがって、何となく一緒に買ったところ、私の方がハマってしまいました。

――コンデレ制作を始めたきっかけは何ですか?

初めて行ったミニ四駆ショップのオーナーさんに、マシンを褒めてもらい、そこでコンデレというものを知って、コンデレマシンの制作を始めました。

――コンデレ制作を始めて、最初に苦労した点を教えてください。

ミニ四駆を始めるまで、ホビー自体にあまり触れたことがなかったので、塗装が一番難しかったです。今も失敗しまくりです…。

――コンデレ制作に関して、影響を受けた方はいますか?

コンデレアプリというもので、作品を載せているダイチさんのマシンを見て、自分もこんなに格好良いマシンが作りたいと思いました。同じくコンデレマシンを載せているヒロッシーさんの、“錆びマシン”の影響を受けてウェザリングにもハマりました。

――コンデレ作品1台の制作にかかる時間はどれくらいでしょうか?

短いと1週間ぐらいで、長いと3〜4週間ぐらいです。

――コンデレ制作者として心がけていることは何でしょうか?

実際の車だと、ここは不自然だよな〜ってところを、できだるだけ無くしたいと心掛けてます。

――コンデレマシンは全部で何台ありますか?その中でも一番のお気に入りを教えて下さい。

25台くらいです。一番のお気に入りは「(有)JJレッカー」ですかね。初めて公式に出した1台なのと、積載してる車が初めて作ったコンデレマシンだからです。

――ウェザリングにハマっているとのことですが、「(有)JJレッカー」を作る際に難しかったことはなんですか?

実際の車が錆びるであろう箇所を研究して、リアルに再現したところです。また、車が乗っている荷台部分は稼働するのですが、精度が悪くてちゃんと昇降してくれません(笑)。

あくまで素材は「ミニ四駆」 高すぎる荷台の側面を下げ視覚的に調整

――「(有)JJレッカー」を作る際に一番気をつけたところは何ですか?

ミニ四駆の上に荷台を載せるので、どうしても位置が高くなってしまうのですが、側面だけを下げて視覚的に荷台が低く見えるように工夫しました。

――「(有)JJレッカー」のこだわりを教えて下さい。

実際に使われていそうな、くたびれたトラックをイメージして制作しました。

――ミニ四駆へのウェザリングの魅力は何ですか?

確かに、綺麗なスポーツカーなどはスマートでカッコいいですが、ウェザリングを施した錆びた車は、無骨で男臭いところに魅力を感じます。

――他の人には負けないという“強み”は何でしょうか。

リアルな汚さですかね(笑)?

――今後、何のマシンを、どういったコンセプトで作品にしたいですか?

アメ車やホットロッド、経年劣化を表現したラットロッドが好きなので、面白おかしく作って行きたいです。

――ご自身にとって「ミニ四駆」とは何ですか?

まだ、ミニ四駆を再開して1年足らずですが、“ライフワーク”でしょうか。
Information
◆チカラさんTwitter:@chikarammd(外部サイト)

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