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写真にしか見えない“鉛筆画” 作者が語る魅力「複製できない、消しゴムで消せる儚さ」

 「写真にしかみえない」とネットでも話題となった鉛筆だけで描かれた有名人のデッサン。新垣結衣、石原さとみ、桐谷美玲、有村架純、広瀬すずら、女優を中心に“鉛筆画”を手がける古谷振一さんの本業は、鉛筆画とは全く関係のない会社員。その作品は2016年にTwitterで話題となり、その後度々メディアに取り上げられている。そんな鉛筆画を手がけている古谷さんに、鉛筆画の魅力や制作方法、難しさなどを聞いた。

最大の難関は“髪の毛”「丁寧に一本ずつ描くくらいの気持ちでやっています」

 鉛筆画を書こうと思ったきっかけは、「道具の手入れがほとんど不要だからです。幼少期から絵が好きでしたが、会社員になってから全く描かなくなり、何年か経ってから無性に絵が描きたくなり、鉛筆画を選びました」と鉛筆画を始めた原点を語る。

 今までに制作した作品は約50点、制作にかかる時間は10〜40時間程かかるというその作品は、写真と見間違うほどのクオリティを誇る。「一番の自信作のテイラー・スウィフトの鉛筆画は実に45時間かかりました。目の粗いニットのセーターにすごい時間がかかりました」と、その苦労を明かしてくれた。

 元々ある写真を、独自の方法でトレースしているようで、描くときに大変なことを聞くと、「題材の写真を見つけることと、髪の毛の描写です。題材の写真は、まつげが確認できるほどの解像度が必要です。また、極端に暗かったり逆に明るすぎたりする写真も避けています。髪の毛は、毛流れに沿ってタッチを加えるようにしています。時間がかかりますが丁寧に一本ずつ描くくらいの気持ちでやっています」と回答。

 また、「作品のほとんどが人物画」と語る古谷さん、「実は風景を描いたことが2、3回あります。しかし、やはり人物画の方が魅力を感じます」と、あくまで人物画へこだわっているようだ。

制作中の早回し動画も好評「“鉛筆画”に興味を持ってもらいたい」

 ネットでは「ここまで来るともう写真」という声も。「写真と鉛筆画の一番の違いは、写真はいくらでも同じものを印刷可能ですが、鉛筆画はそれができないことです」と、複製できないところが決定的な違いだと語る。また、その魅力に関しては、「消しゴムで簡単に消せてしまう“儚さ”や、モノクロの“ノスタルジック”な雰囲気、それと道具にお金がかからないところです」とコメント。

 YouTubeで公開している制作中の早回し動画も好評で、「動画は自分で撮影・編集しています。動画を見て頂いた方にも“鉛筆画”に興味を持ってもらいたいと思って公開しています。実際、『動画を見て自分も描き始めました』というメッセージもたまに頂きます」と、鉛筆画の楽しさが動画を観た人にも伝わっているようだ。

 今後描いてみたい有名人については、「男性芸能人でリクエストが多かった、ディーン・フジオカさん、羽生結弦さん、佐藤健さん、林遣都さんの4人を描きたいと思っています」と、ファンからのリクエストにも応えている。「いずれは風景画などの大きな作品で、何かの賞を取りたいです」と今後の目標を語ってくれた。

“鉛筆画” 広瀬すず 完成までの一部始終 早送り

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