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元モー娘。工藤遥、スーパー戦隊で女優デビュー「アイドルだったことを忘れさせたい」

 2017年12月にアイドルグループ・モーニング娘。’17(現:モーニング娘。’18、以降モーニング娘。)を卒業した工藤遥。18歳という若さで卒業を決意した理由は「女優になりたい」という強い想いから。そして、卒業して間もなくスーパー戦隊シリーズ『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』(テレビ朝日系 毎週日曜 前9:30〜/2月11日スタート)への出演を発表。女優としての第1歩となる作品で、若手俳優の登竜門的番組のメインキャラクターを手にした。そんな工藤遥が、今作への決意、そしてアイドルから女優へ転身することへの苦悩と気概を語ってくれた。

モー娘。加入時以来のオーディション、「日本武道館よりも緊張しました!(笑)」

――『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』への出演が決定して、準備期間と撮影を合わせると2ヶ月ほど経ったそうですね。工藤さん演じるルパンイエロー・早見初美花は馴染んできましたか?
工藤遥 そうですね。だいぶ馴染んできましたし、初美花はいつもの自分に近いですね。あと、今までは男役で自分とはかけ離れていたり、落ち着いた役が多かったんです。その分、殻を破ったはっちゃけた役柄にも憧れがあったので、初美花を演じるのもすごく楽しいですね。

――確かに、初美花のキャラクターは工藤さんらしい元気で等身大の女の子という印象があります。工藤さんご自身も撮影現場では等身大の女の子でいられそうですね。
工藤遥 実際、年齢も高校生の設定も一緒ですし、周りが落ち着いた大人たちに囲まれた中でひとり“キャッキャ”とワイワイできるのは特権かなって思います。グループでは先頭に立って指揮をとる立場だったんですけど、今はついていく立場。役のように無邪気にできています。
――スーパー戦隊シリーズにはもともと憧れがあったそうですが、若手俳優の登竜門という印象が強いですよね。そして、昨年末にモーニング娘。を卒業して今作が初仕事。女優としてのゼロからのスタートについて、どのように考えていましたか?
工藤遥 “卒業するまでに何かお仕事を決めなくては”という思いがありましたが、女優としての経験値や女優としての知名度はゼロ。 “声をかけていただけるお仕事はまず無いだろうな”、“自分から動かなきゃな”、と思って「オーディションを受けたい」と話をしていました。そして、タイミングよくこの作品のオーディションを聞いて「どうなるかわからないけど、やってみるだけやってみよう!」と、受けることにしました。

――実際にオーディションを受けてみていかがでしたか?

工藤遥 オーディションを受けるのもモーニング娘。のオーディション以来だったんです。モーニング娘。の活動の中でオーディションは一切受けていなかったので。なので、芸能界を目指して受けるオーディションと、すでに芸能界で活動していて受けるオーディションは全然違いましたね。そういう意味でも、久しぶりのオーディションでものすごく緊張しました。こんなに緊張したのは久しぶりです。

――あんなに大きなステージに何度も立ってきたのに?
工藤遥 そうなんです。日本武道館に立っているよりも緊張しました!(笑)

卒業の余韻が抜けたら“忘れられてしまう” 「早く女優としての姿を見せなきゃ」

――その日本武道館で行われた昨年12月の卒業公演で「若手女優の方がたくさんいる今の時代、わざわざ飛びこむ必要はないのかもしれない」とお話しされていたのが印象的でした。その通りアイドルから女優になるのは一筋縄ではいかないと、ファンの皆さんも応援しながら見守っていると思います。1作目に賭けていた想いを教えてください。
工藤遥 やっぱり応援してくださってる皆さんの前に、早く女優としての姿を見せなきゃなと思っていました。アイドルとして6年間やらせていただきましたけど、ソロだったわけでもないし、グループには他に魅力的な子もいっぱいいるし…。やっぱり目移りするのが人間だと思うんです。工藤遥が好きと言ってくれる方って、今までのアイドルの工藤遥が好きで、モーニング娘。が好きなんだと思うんです。そうなるとモーニング娘。じゃなくなった私に興味を持ってもらえなかったりとか、卒業の余韻が抜けてしまったら「忘れられてしまうな」と思っていました。

――先ほども、「卒業するまでに何かお仕事を決めなくては」と思って、オーディションを受けたとお話されていましたよね。
工藤遥 なかなか出てこない人のことを何年も思い続けるって相当大変だと思うんです。よほどの強い想いがない限り、待ち続けるのってなかなか難しいことだなって。なので、1秒でも1分でも早くこの世界に女優として戻ってこなきゃと決めていました。オーディションも必死でしたし、“早く出演の情報解禁してくれー!”って思っていました(笑)。
――卒業公演の後にはブログで「卒業後の作品が決まりました」とお話しされていました。今作への出演も、卒業してからすぐに発表されてファンの方も喜んでいましたよね。
工藤遥 そうなんです。まず、どんな形であれ何かしら決まっているということは伝えておこうという話になったってそのタイミングで報告しました。『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』への出演報告も、私がモーニング娘。時代から「やりたい」って公言していたスーパー戦隊シリーズだったので、昔から応援してくださっている方は喜んでくれたんじゃないかなと思います。

――メンバーの皆さんからもたくさんの“おめでとう”が届いていました。
工藤遥 そうなんです! すごい喜んでくれて「見ます!」「録画します!」ってめっちゃ言ってくれました!(笑) ハロー!プロジェクトのメンバーもブログとかにもたくさん書いてくれて「こんなに? え?」って言っちゃうくらい反響がありました(笑)。意外なところからも声が聞こえてきて、中澤裕子さんのブログにも書いてあった時はまさかすぎてびっくりしましたね。嬉しいです。

18歳は大学なのか就職なのかの分岐点、女優を目指すには「早すぎない」

――とは言え、工藤さんは今年高校を卒業する18歳。「早すぎる」と言われてしまう決断でもあったかと思います。でも、若いからこそモーニング娘。に在籍した6年間と同じだけ女優として活躍してもまだ24歳。その若さをどのように生かしていきたいですか?
工藤遥 そもそもモーニング娘。のスタートラインがあまりにも早かったので、6年グループにいてまだ18歳なんですよね。18歳の高校卒業のタイミングは、大学なのか就職なのか、人生の分岐点に立つ年齢。そう考えると、モーニング娘。を卒業するには早いかもしれないけど、女優を目指すなら多分、早すぎない年齢だと思うんです。どっちをとるかと言われた時に、女優を目指す方を取ったというのが今回の卒業の決断でした。

――改めて女優への想いが強く感じられますが、工藤さんはそもそもモーニング娘。愛が強い印象があります。今後、女優として活躍する上でいつかくる「元モーニング娘。」の肩書を取るべき時をどのように考えていますか?
工藤遥 いつかはアイドルだったことを忘れてもらって女優として認識してもらわないといけないですよね。今はまだ、そうしないと何もできないというのもあって、「モーニング娘。OG」の肩書を私にとってプラスの要素として使わせてもらっていますが、しっかりと結果を残して「モーニング娘。OG」という肩書きがなくても活躍できるようになりたいです。そして、「モーニング娘。OG」であることが、私じゃなくてグループにプラスになる活躍ができるようにならなきゃいけないと思っています。

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