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(更新: ORICON NEWS

【ニコニコ超会議2016】今年は“歌舞伎”や“野球”で大盛況! 5回目開催のイベントをレポート

 動画サービス「ニコニコ動画」のほぼすべてを地上で再現することをコンセプトとした大規模イベント『ニコニコ超会議2016』が4月29、30日と2日にわたり、千葉・幕張メッセで開催された。5回目となる今年も盛りだくさんの内容で行われ、総来場者数は過去最多となる15万2561人を記録。ネットへの総来場者数も554万8583人にのぼり、大盛況のうちに幕を閉じた。話題を呼んだトピックスと共に“大人の文化祭”を振り返ってみることにしよう。

中村獅童×ミク、異色コラボで新作歌舞伎に挑戦

 歌舞伎俳優の中村獅童とバーチャルアイドル・初音ミクが、新作歌舞伎「今昔饗宴千本桜(はなくらべせんぼんざくら)」を上演した。

 代表的なボカロ曲「千本桜」と、歌舞伎の人気演目「義経千本桜」を融合させた意欲作で、“千本桜”をキーワードに初音未來(ミク)と音海斗(獅童)が3つの時空間をさかのぼり、今と昔をつないでいくストーリー。上演は2日間で計5回。会場での動員のほか、今回は歌舞伎の世界では異例のネットライブ中継が行われ、初日の初回公演だけでも3万人以上が視聴した。
 舞台は獅童による口上からスタート。ミクは3Dで投影され、2人はあうんの呼吸で美しい舞いや掛け合いを重ねていく。最新のデジタル技術やアニメーションが駆使され、“戦闘”シーンは迫力たっぷり。また、劇中では、獅童が「ニコニコユーザーのコメントを得て力をなす」といった遊び心あるセリフを放つ場面もあり、まさに新作と呼ぶにふさわしい出来栄えとなっていた。
 普段あまり歌舞伎に親しみのない層は、伝統芸能とネットカルチャーとの異色コラボをどう見たのだろうか? ネット中継を見ていたユーザーからは、「そうきたかー!」「これが現代の技術か」といった驚きや、「いい企画だな」「新たな歌舞伎ファンが増えるな」、「8888888888(拍手)」など異色の試みを賞賛するコメントが多数。見せ場では「萬屋!」「初音屋!」とそれぞれの屋号も飛び交う人気ぶりだった。

⇒ミクが“ヨガファイヤー”の餌食に!? 舞台写真をもっと見る!

球速は999キロ!? 小林幸子“バズーカ”で驚きの始球式

 初日となる29日、会場となる幕張メッセの近くの「QVCマリンフィールド」では“超野球”と題し、千葉ロッテマリーンズvs北海道日本ハムファイターズの公式戦が行われた。超会議の来場券があれば無料で観戦できるとあって多くの人が球場に。プレイボール前には、“ラスボス”小林幸子による始球式が行われた。

 ボディラインが際立つセクシーなロングドレス姿で登場した小林がマウンドに立ち手にしたものはグローブ…ではなく、まさかの“バズーカ”。『ゴルゴ13』のデューク東郷ばりにカッコよくかまえると、思い切りぶっ放した。これにはキャッチーを務めた、マリーンズのスペシャルアドバイザー・里崎智也氏もびっくり。ビジョンには球速999キロと表示され、会場には歓声と笑いが入り混じった。
 試合の途中には、マリーンズのチアパフォーマー「M☆Splash!!」と共にグラウンドでダンスをしたり、“ラッキー7”でファンが一斉に飛ばすジェット風船を片付けたりと、参加型の企画も盛りだくさんで来場者たちを楽しませた。

草刈正雄や山本耕史…『真田丸』キャストも超会議に降臨

 異色の企画ブースがひしめく中、特に熱い盛り上がりを見せたのは、NHK大河ドラマ『真田丸』とのコラボブース。同作の題字を手がけた左官・挾土秀平氏が土壁に「超・真田丸」を書くライブパフォーマンスやドラマで使用した甲冑との記念撮影、さらにドラマキャストによるトークイベントも開催された。
 初日に登場したのは、真田昌幸を演じる俳優・草刈正雄。甲冑姿で現れると会場からは大歓声が沸き起こった。1985年放送のNHKドラマ『真田太平記』で、今作の主人公である幸村(信繁)を演じた過去がある草刈は、撮影の裏側に加え昌幸を演じる覚悟についても熱弁した。
 2日目には石田三成役を好演中の俳優・山本耕史が登場し、凛々しい“甲冑姿”を初お披露目した。三成は慎重で非の打ち所がない人物で、堺雅人演じる信繁の「人を不快にする何かを持っている」というセリフも印象的。

 MCにそんな演技について尋ねられると、「僕の中で最初に決めたことは“人と目を合わせない”ようにすること。現時点では片岡愛之助さん演じる大谷吉継以外とはほぼ目を合わせていないので、それが人を不快にさせているのかもしれませんね」と三成を演じる上での自流のルールを明かした。

 また、真田丸ブースのとなりには、岐阜県関市の刀匠による“日本刀作ってみた”ブースも登場。日本刀鍛錬場が出現し、来場者たちは迫力満点の刀鍛冶体験を楽しんだ。

ホラー弁当にマンガ肉…“ユニーク飯”でも魅了

 企画ブースに加え、“グルメ”でもユニークなメニューの数々が目白押し。毎年人気の数量限定メニューには、今回3品がエントリー。以前好評だったマンガ肉は『〜NEO』(2000円/以下すべて税込)として味もボリュームもパワーアップして再登場。『松茸パスタ』(2000円)は、ネットで話題の“エリンギパスタ”を松茸で再現した豪華メニューで、見た目はもちろん、味や香りを楽しみながら食べている購入者の姿が印象的だった。
 3品の中でも目玉となったのが、フタを開けるまで何が入っているか分からない『ホラー弁当』(1200円)。“DANGER”と書かれた包み紙を開けると…中には、ごはんとおかずでムンクの「叫び」のような、“絶叫顔”をデコレーションしたお弁当が。
 髪の毛を昆布の佃煮、目をうずらの卵、指をソーセージ、口を明太子などで表し、目玉(うずら)からは血(ケチャップ)…。カップルで来場していた18歳の大学生は、「開けた瞬間はグロテスク!と思ったけれど、味はおいしい。ごはんが進みますね」と、目にも恐ろしい(!?)お弁当を2人で仲良く頬張っていた。

 そのほか、ネット視聴者の声が反映される“闇カレー”ならぬ『ネットからの差し入れ超カレー』(800円)や、ニコ動を手掛けるドワンゴ社員が監修した『超うまカラ』、『超うまクロ』、『超うまトマ』という3種のやきそば(各800円)。購入する時間帯によってトッピングが変化する『超醤油SOBA』など、趣向を凝らしたメニューで会場を沸かせていた。

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