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間宮祥太朗、犬との撮影現場に癒やされる?『高台家の人々』メイキング独占公開!
序章:“妄想女子”主人公と“妄想世界の住人”の上司
第1章:メイクルームと撮影スタジオに潜入
さらに、つめものを入れた衣装を着て太った体格を作り、とんがり帽子をかぶると、塚地の雰囲気を残しながらも、どこかかわいい(?)怪しい(?)妖怪もどきへとすっかり姿を変えた。
そんな綾瀬の優しさに、扮装していて動きにくそうな塚地だが、ドタバタと一生懸命に体を動かす。さらに綾瀬の指導で、次第に本格的なトレーニングっぽくなっていった。
「ひじを伸ばして手首をぐっと曲げて。ちょっと痛いでしょ?」(綾瀬)
「いてて……ほんとだ〜」(塚地)
ちょっとしんどそうになりながらも表情は自然にほころぶ。
「これはホンモノ? 顔のパーツがみんな“プニっ”としてる(笑)」(綾瀬)
「ホンモノの唇! “プニっ”は褒め言葉だよね!?(笑)」(塚地)
恐る恐る鼻をいじってみたり、ほくろの毛をひっぱったり、顔面特殊メイクあるあるが飛び出したり、写真を撮ったり。そんな綾瀬の無邪気なかわいらしさに、塚地の特殊メイク2時間の疲れもふっとんでいた様子だった。
第2章:塚地武雅インタビュー「楽しみで仕方なかった」
2時間以上かかる特殊メイクで、本当にただならぬ扮装になるんです。メイク中にどのように演じようかいろいろ考えるのですが、メイクをして2時間たったら勝手にでき上がっています(笑)。なので、みなさんに役を作ってもらっている感じです。
7人のなかでいちばんお気に入りのキャラクターは“妖怪もどき”です。木絵と多く関わっているので愛着がありますね。実際演じたキャラクターが映画でどのように映っているのか楽しみです。
綾瀬さんは、特殊メイクでなにがどのようについているのかすごく興味を持って見てくれて、いろいろと触りながら確認していました(笑)。写真も撮ったりしましたね。
第3章:妄想キャラクター撮影エピソード
大変そうだったのは、“謎の妖精”を演じたシーン。木絵に木の枝でバコーン! と打たれ、そのまま森の木々にピンボールのようにぶつかっていく。そのCG用の素材を撮るのに、木をイメージした青い柱に何度も何度もぶつかっていた。
謎の妖精は、体を太らせて、セーターを着て、長いヒゲも垂らしてという動きにくい出で立ち。その姿で、まるでラグビーのタックル練習のような動きを延々と繰り返していた。しかし、芸人として“そういう扱い”には慣れっこ(!?)の塚地は、自分の体を心配するスタッフを逆に気遣うなど、まったく辛さを感じさせないプロの姿を見せていた。
第4章:プロデューサーが語る“妄想キャラクター”と“塚地武雅”
数々のドラマや映画、そしてバラエティで活躍されている塚地さんならば、必ずや観ている方が愛着を持つキャラクターを演じてくださるはず! とオファーしました。妄想世界に出てくるキャラクター造形は、原作をイメージしながらも塚地さんにあうビジュアルを作り上げています。
ロケ撮影中には、小さいお子さんから上の世代の方まで「あっ塚地さんだ!」と声をかけられていて、塚地さんが演じてくださったキャラクターは間違いなく多くの方に愛してもらえると確信しました。