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松田龍平×戸次重幸 “おじさん”を通じて考える楽しい生き方とは
新たな松田龍平が垣間見られる瞬間
“おじさん”の恋敵となる、戸次演じる青木伸介は、創業200年を誇る皇室御用達の有名和菓子店の若社長。祖母が経営していたコーヒー農園を継ぐために、ハワイに帰国した元フィアンセ・稲葉エリー(真木よう子)を一途に想うが、“おじさん”が一目惚れした女性も、まさしくそのエリーさん。お互い、印象に残っている共演シーンはどこだろうか。
戸次「僕はねぇ、日本の和菓子屋のシーン。最中の試食を配るシーンで、そのときの松田くんの絶妙な芝居が好きでした(笑)。いよいよおじさんの手に試食が渡るかというタイミングで、別の会話が始まって、おじさんは受け取ろうとしていたのにその手を引っ込めるわけにもいかず…。台本のト書きにも書きようも無い芝居! 本番よりリハーサルを重ねてたときの、松田くんの芝居がすっごい好きで…、『あぁ〜いいなぁ〜』と思って見ていました。これが松田くんならではだな…と思いましたね。言葉ではなんとも表現できない部分でもどかしいのですが…ぜひ作品を見てほしいです」
おじさんの発する「ワオ」は場面により、驚き、戸惑い、がっかり、喜び、さまざまな思いが表されている。意図しない演出だが、”おじさん”らしさが意外な部分で表されたという。
松田「僕自身、言ってる記憶はないんですけどね」
戸次「でも『松田くん言ってたよね…』って、言ってたの覚えてる。『ワオ』に関しては、松田くんが言ったと思ってるんだよ、プロデューサーさんが。それで“当て書き”って言ってるんだ(笑)」