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インディペンデントの掟破り 映画『スカイライン-征服-』グレッグ・ストラウス監督

 いまや映画づくりに欠かせないVFXで、『2012』『アバター』などを多くの話題作に参加し、自ら製作・監督もするグレッグ・ストラウス氏が新作『スカイライン-征服-』(6月18日公開)を引っさげ、このほど来日し、ORICON STYLEのインタビューに応じた。弟のコリン・ストラウス氏と設立したVFXスタジオ「Hydraulx」によるインディペンデント映画として製作され、昨年11月に全米公開された同作では、「掟破りをいっぱいしているんです」と不敵な笑みを浮かべる。

4月来日した製作・監督のストラウス兄弟の兄、グレッグ (C)ORICON DD inc. 

4月来日した製作・監督のストラウス兄弟の兄、グレッグ (C)ORICON DD inc. 

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 ロスの高級マンションの一室に集まったごく普通の人々が目撃した、エイリアンによる地球征服までの3日間。世界各地の上空に巨大な未確認飛行物体が飛来し、巨大な怪物が街を破壊して人々を襲う。戦う術を持たないごく普通の人間の前に、圧倒的な力を持つ“なにか”が襲いかかった時、人は何を考え、そして何が起こるのか? これまでのSFの常識を超えた冷徹なまでのリアリティを持ったストーリーが展開される。

 「ハリウッド的なハッピーエンディングには絶対したくなかった。観客が予測不能な作品を作りたかった。エイリアンが侵略してきても、どこかで人間が勝つだろうと思っているだろうけど、何をやっても無理、みたいなエイリアンを登場させたのは今回の掟破りの一つなんです。まあ、これはみんなに支持されるわけじゃないんだけどね(笑)」。

 インディペンデントで製作したのは、「作りたいものを作りたかった」からだ。金を出せば口も出す、映画会社の要求に応えるための妥協を最小限に抑え、かつ効率よく製作を進めることができる。「ハリウッドで仕事をするようになって、『これ、いいよね』と思った企画が却下されて、『これはダメなんじゃない』と思っていた企画にOKが出る(笑)。そういうことがしょっちゅうあって、フラストレーションを感じていたんだ」

 VFXスタジオの本領を発揮し、テクノロジーをうまく使って、より小さな予算で撮影、それでいてビジュアルは巨額の製作費を投じた大作以上に本格的に、よりSF映画らしい作品に仕上げる。「ハリウッドとは別のやり方でも、大きなイベント・ムービーは作れるよってことを証明したかったし、声明文のような作品になったと思っています」。

 ストラウス兄弟の構想では、「3部作で用意しているんだ。続編につながるヒントも描いているので、まずは記念すべき1作目を最後までお楽しみに」と、自信たっぷりに話していた。

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