4月29日に公開された映画『八日目の蝉』(成島出監督、公開中)が、5月8日までの10日間で来場者が50万人を突破していたことが10日、わかった。直木賞作家・角田光代の同名小説を映画化した作品で、誘拐事件に絡む母子の愛憎を描いたヒューマンサスペンス。興行通信社による先週末(5月7日〜8日)の全国映画動員ランキングも4位につけ、前週5位より1ランクアップし、ファミリー向け作品多いGW興行の中での健闘が光る。
不倫相手の赤ん坊を誘拐し、警察に捕まるまでの4年間、わが子として育てながら逃亡生活を続けた女・希和子。誘拐犯に育てられ、本当の家庭に戻っても自分の居場所を見つけられないまま大人に成長し、自分も不倫相手の子供を身ごもってしまう娘・恵理菜。映画は、21歳になった恵理菜の現在と、過去の希和子との逃亡生活の顛末とを交錯させながら、母性に目覚めていく恵里菜の姿を通して希望を描く。母性とは?本当の愛とは?家族とは?といった普遍的なテーマではあるが、いまの日本においては切実な問いかけとして観る者の心を揺さぶる作品に仕上がっている。
恵理菜役の井上真央、希和子役の永作博美、恵理菜の実の母・恵津子役の森口瑤子、恵理菜の誘拐事件を取材しているフリーライター役で登場する小池栄子ら、女優陣の迫真の演技も見応えがある。希和子と薫(=恵理菜)が短い期間ながらも幸せな生活をおくっていたシーンや、成長した恵理菜が再訪する場面などが撮影された小豆島の風景も心に沁みる。ロケ地の岡山や香川での興行も好調で、さらに口コミ効果によるひろがりが期待される。
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不倫相手の赤ん坊を誘拐し、警察に捕まるまでの4年間、わが子として育てながら逃亡生活を続けた女・希和子。誘拐犯に育てられ、本当の家庭に戻っても自分の居場所を見つけられないまま大人に成長し、自分も不倫相手の子供を身ごもってしまう娘・恵理菜。映画は、21歳になった恵理菜の現在と、過去の希和子との逃亡生活の顛末とを交錯させながら、母性に目覚めていく恵里菜の姿を通して希望を描く。母性とは?本当の愛とは?家族とは?といった普遍的なテーマではあるが、いまの日本においては切実な問いかけとして観る者の心を揺さぶる作品に仕上がっている。
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2011/05/11