作家・村上春樹の代表作を映画化した『ノルウェイの森』(12月11日公開)が現地時間2日、イタリアで開催中の『第67回べネチア国際映画祭』での公式上映で初披露された。トラン・アン・ユン監督らとともに現地入りした主演俳優の松山ケンイチは、今回初めて渡欧したが、上映前に行われた記者会見では「『ノルウェイの森』は日本を代表する小説。この国際映画祭には、日本を代表する気持ちで臨んでいます。観光のことは考えず、ぜひ賞を獲りたいと思っています」と高らかに宣言。同作にかける意気込みをあらわにした。
2010/09/03