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博多大吉、脚光を浴びるのは苦手!?「基本は“現状維持”をキープ!」

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 お笑いコンビ・博多華丸・大吉の大吉による初の著書『年齢学序説』(幻冬舎)が、現在話題を集めている。当初は、児玉清のモノマネで『R-1ぐらんぷり』(フジテレビ系)優勝を果たした相方・華丸の人気の影に隠れていたが人気バラエティ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)での“中学の時イケてない芸人”等で見せた高いトークスキルで一躍脚光を浴びた大吉。先ごろORICON STYLEのインタビューに応じた大吉は現在の人気ついて、「実感が無いです。華丸と2人でいつも言っているのは“現状維持”。福岡に向かって“緩やかな着陸”が理想なんです。全国区ネットのレギュラーとかいらないです。出ても何をやれと? 絶対潰されます。余り目立たず、波風を立てないでキープですね」と、東京や大阪とも違う“福岡芸人”の独特ともいえるスタンスを明かしてくれた。

 大吉といえば、なんといっても『アメトーーク!』での存在感が印象的。“中学の時イケてない芸人”では、焼却炉当番として“燃やせないものはない”ことから「焼却炉の魔術師」というあだ名がついた話や、バスケットボール部に所属していたが、強豪バスケ部のメンバーの中では場違いな存在であり、他校のチームからは「捕虜」とあだ名されていたことなど、なんとも情けない秘話を独特の話術で展開。同企画は放送批評懇談会主催の「ギャラクシー賞」月間賞を獲得するなど話題を集めた。

 現在、『アメトーーク!』と筆頭に“ピン”としても露出する機会が多くなり、新たなファンを獲得している大吉だが、「でも、そこから(中学の時イケてない芸人)8ヵ月間放置されましたけどね(笑)。よく言われるんですけど、僕そんなに『アメトーーク!』出てないんですよね。特番に呼ばれる事が多くて、印象が強いのかも知れないですけど。ありがたいですけど、『何の神輿に乗せているんだ!』っていう気持ちの方が強いです」と戸惑いを隠せない様子。「ホントに(人気が出てる)実感がない。今受けているインタビューも、マネージャーもいなければ、社員さんもいない。こんなほったらかしじゃ、実感も沸かない。誰も相手にしてくれないんです」とネガティブトークで笑わせる。

 2人のトークスキルは地元福岡でのローカル番組の司会や、年間100件以上もある営業で培われたもの。どのようなシチュエーションにも対応できる術を磨いてきた。「そうですね。誰よりもフロアディレクターの顔色はうかがうようになりましたね(笑)。ぼく最初の仕事がフロア(ディレクター)だったんです。華丸が司会して、何人かの若手を回すという番組だったんですけど、余りにもボクが何も出来ないんで、フロアをやれって。カッコだけかなと思ったら、本当にやらされましたから(笑)。ディレクターさん、笑ってるけど、インカム(耳に取り付けた無線機)からはボロカス言われてるんだろうなとか分かりますね」と新人時代の秘話を明かす。

 大吉の笑いスタンスは基本的に“待ちの姿勢”だ。他の“ひな壇芸人”たちとは違い、派手なリアクションや前に出る姿勢は皆無。「それは福岡という土地にいて、東京、大阪の芸能界を見ていたという部分が強い。昔から大阪と比べられていたんですよ。もっとテンション上げてとか、もっと前出てとか言われて……正直、大嫌いでしたね(笑)。同じフィールドで勝負していても絶対勝てない。つまり土着するしかない! まぁ地場産業みたいなもんですね。でも、タモリさんも、ロバートもバカリズムも福岡出身なんですけど、福岡の芸人って前に行かない。全体的に控えめなんですね」と分析する。

 初の著作となる『年齢学序説』は、芸人、アスリート、歌手、漫画家、格闘家、アニメ主人公など、ありとあらゆるジャンルを調べ尽くして発見した、人生のターニングポイントとなる年齢に焦点を当てその法則性を見いだすという、大吉独自の視点から書いた。冒頭のビートたけし、明石家さんま、志村けんなどキラ星のごとく光り輝く“巨星”たちを独自の観点から結び付けていく文章力は、とても処女作とは思えない出来。売上げを順調に伸ばし、大吉のツイッター上ではフォロワー(閲覧登録者)が1万人を突破するなど反響は大きい。「今まで福岡のタウン誌に月1で書いたりとかはしていたんですけど、ガッツリここまで書いたことはないです。まぁ、話せば“二言”で終わるのを10万字以上にまとめたという感じですね。でも、驚くほどに周りからは反応がないんです。全然耳に入ってこない。とりあえず初版だけは売り切ろうと。そうすれば出版社にも迷惑かけないし。『がばいばあちゃん』スタイルで頑張っていこうかなと」と長いスパンでの展望を語る。

 今後の活動については「今回の本が当たれば、2作目を書きたいなとは思っています。東京と大阪以外の、福岡、北海道、名古屋などの独自の土着文化を形成する部分を書きたいですね。なかなか面白いんですよ。日の目を見ない芸人が一杯いますし。次も出せたら実感も沸くんですかね。でも、沸いたら沸いたで、プレッシャーで潰されるとは思いますけど(笑)」。

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