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「子供にも映画観て欲しい」“監督”松本人志、心境の変化明かす

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 自身2作目となる監督・主演作、映画『しんぼる』の公開が間近に迫ったダウンタウン・松本人志が、このほどORICON STYLEの取材に応じ、今作への想いを明かした。この作品を通じ、自身のお笑い論から、結婚、さらに父親になる自身の心境の変化など、余すことなく語ってくれた。

 『しんぼる』は、宿敵・テキーラ・ジョーとの対決を控えたプロレスラー・エスカルゴマンと、目覚めた瞬間、四方が白い壁の部屋に閉じ込められた松本扮する水玉パジャマの男が、時空を越えて交差していく不思議な世界観を持つ作品だ。今作を製作するにあたり松本は「まず、1本目とは全く違う作品にしたいという思いが強かった。もし3本目を撮る機会があれば、また全然違う作品をとも思っています。要は統一性のないものをたくさん作りたいんですよ」という。

 これまでテレビ業界を中心に、今までに見たことがない新しい“笑い”を提示してきた松本だが、畑の違う映画というフィールドで“見たこともない”作品を表現するとなると、ずいぶんと苦労もあったはず。「そうですねぇ。できる事なら、やらずに終わりたいというか(笑)。結構立ち止まるんですよ、ボク。凄く良いモンが撮れてるぞ! って思う時もあれば、アレ? 変な方向に入り込んでるんじゃないかな? っていう時もあるし……。長い期間やってれば、いろんな感情が入り混じりますよね」と撮影時の様子を振り返る。

 「密室劇を撮ってみたかった」という松本。今作では四方を白い壁に囲まれた部屋を用意し、ほとんど言葉を発しないまま、アクションだけで“笑い”を作っていく。「会話する相手もいないので、自然と言葉がはしょられていくのでね。あ、これ喋りようがないなって(笑)。だから今回の作品を観て、外国の人がどんな印象を受けるのか、興味ありますね」と期待する。

  何かと規制が厳しい現在のテレビ業界。これまでにも、表現したいことが“検閲”にかかり、日の目を見ることなく封印してきた苦い経験を持つ松本の目に映画界というフィールドは、どのように映るのだろうか。「いや、(表現の場は)どちらでもいいんです。テレビでコントやってくれっていう話があればやりますよ。『しんどい、しんどい』言いながらも、それを本分として今までやってきましたからね。映画は、皆が好意的に観てくれるワケじゃないですから。なんか知らんけど、最初から批判する気マンマンで観る人間もいる。特に“異職種”の人間にはね。あれ、何なんでしょうね? 不思議やわ〜。最初から悪意を持って観る人たちを納得させるのは無理ですね。せめてニュートラルな目で観てくれる人には、ちゃんとしたものを作らないとなっていう思いはあります」と本音を明かした。

 今年5月に“電撃婚”を発表した松本。10月に第1子が誕生することも併せて発表し、世間をアッと驚かせた。自身の“環境の変化”は、今作にも少なからず反映されているという。「子供のお客さんが今回の作品を観て、どんな印象を受けるのか、結構興味はありますよ。今後マーケットを広げていこうかなって思っているんでね(笑)」と笑顔を見せる。松本といえば、自身が感じた不条理な状況に憤り、常にその“怒り”を笑いに変えてきた。だが、結婚し父親になるという環境の変化に、ある種の不安を覚えなかったのだろうか? 「いや、ないですよ。確かに今まで自分の見たくないもの、興味がなかったことも意識せざるを得ない状況にいますけど。ただ、そこで新しい刺激を受けるかなっていう期待感のほうが強いかも。だから今後は『サンリオ・ピューロランド』『おかあさんといっしょ』から盗むモノもあるのかなって(笑)」。



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