厳しい寒さが続き、外出を控える日が増える冬。高齢者にとってこの時期は、体調管理の難しさに加え、日々の過ごし方の変化によって、気づかないうちにリスクが高まりやすい季節でもある。暖房の効いた室内で過ごす時間が長くなり、運動量や人との接触が減る――こうした冬ならではの生活習慣の変化が、将来的な要介護につながる可能性があることは、あまり知られていない。 実際、要介護状態になる原因のうち、1位の「認知症」、3位の「骨折・転倒」(2022年国民生活基礎調査)は、いずれも冬場にリスクが高まりやすいとされている。寒さによる活動量の低下や生活環境の変化が、こうしたリスクを押し上げる要因になるという。
2026/01/06