俳優の吉沢亮と李相日監督が10日、大阪・TOHOシネマズ梅田にて行われた映画『国宝』(公開中)特大ヒット記念舞台あいさつに登場した。 同作を観終えた約700人の観客からの大きな歓声と拍手に包まれて登場。吉沢が「本作は関西での撮影も多かったので、ここ大阪で舞台挨拶ができ非常にうれしく思っております」とあいさつ。李監督も「ほんまおおきに!!」と関西弁を交え、「関西を中心に撮影をしていたので、エキストラとして関西圏の方がたくさん参加されていたと思います。 改めて、本当にご協力ありがとうございました」と感謝を伝えた。 観客からの質問に2人が答えるティーチインのコーナーでは、大阪での撮影場所について聞かれると、李監督は「重要なポイントであるシーンについて、楽屋の廊下は別の場所ですが、奈落から上がるまでが大阪の国立文楽劇場です」と明かし、「なかなか奈落で撮影をできる場所がありませんでしたが、文楽劇場をお借りできました」「よく見ると喜久雄が歩く後ろに『道成寺』の釣鐘があります」と説明。「文楽劇場のおかげで過去を遡って暗い道を歩いていく画を撮影することができました」とも話した。 吉沢は「実際に踊った中で好きな演目は?」と聞かれると、「『鷺娘』です」と回答。「精神的にも内面的にも一番体力も集中力も必要で一生懸命お稽古をしました。撮影では綺麗に踊るというよりは喜久雄の人生で積み重ねられたものを一気に解き放つ、一番最後の瞬間として踊ることができ、気持ちがよかったです」と、役と向き合いながらけいこを重ねてきたことを振り返った。 また李監督からは「傍から見ていてもそれが伝わり、喜久雄が見ている風景を疑似体験している瞬間でした」と答えた。
2025/08/11