歌舞伎界を舞台にした吉田修一の小説を、吉沢亮主演、横浜流星共演で李相日監督が映画化した『国宝』(6月6日公開)が、フランスで開催される「第78回カンヌ国際映画祭」(5月13日〜24日)の監督週間部門に選出されたことが明らかになった。 世界三大映画祭のひとつで、国際映画祭の最高峰ともいえるカンヌ国際映画祭。その独立部門である監督週間は、自由な発想や新しい表現で作家性を持つ監督の作品が選出され、過去にはケン・ローチ、ジム・ジャームッシュ、スパイク・リー、ソフィア・コッポラ、アトム・エゴヤン、グザヴィエ・ドラン、日本からは大島渚、北野武、黒沢清などの作品が上映されている。