ドラマ&映画 カテゴリ
オリコンニュース

岡田将生が松坂桃李との間に感じる“特別な絆” 『御上先生』で感じた変化とは?

 俳優の松坂桃李が主演を務める、TBS系日曜劇場『御上先生』(毎週日曜 後9:00)。ここでは、御上の同期でありライバルの槙野恭介を演じる岡田将生にインタビュー。槙野は、御上と同期でありながらも異なる道を歩み、官僚としての出世を目指しながら葛藤するキャラクター。そんな槙野を演じる岡田が、本作に懸ける思いや役作りの工夫、松坂桃李との共演について語った。

日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS

日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS

写真ページを見る

【写真多数】松坂桃李、吉岡里帆、生徒29人…超豪華キャスト陣を一挙紹介!


■「主演・松坂桃李」の報せに心が躍った瞬間──盟友との共演がもたらす特別な感情

――オファーを受けた際の気持ちをお聞かせください。

僕がお話をいただいたときには、すでに桃李さんが主演を務めることが決まっていて、それが純粋にうれしかったのを覚えています。同世代の仲間が日曜劇場の主演を務めること、そして自分もその作品に参加できることにワクワクしました。桃李さんとはプライベートでも親しくしているので、どこかで支えになれたらいいなと思いました。

――企画や脚本を読んだときの印象は?

今回の飯田和孝プロデューサーとご一緒するのは『小さな巨人』(2017)以来。飯田さんからは「新しいことに挑戦する作品を作りたい」という思いを強く感じましたし、脚本を読んで、さまざまな連続ドラマがある中でも明らかに一線を画す作品になると確信しました。連続ドラマで、撮影が始まる時点でほぼすべての台本がそろっていることは珍しいので、こういう取材でどこまで話していいのか迷いますね。撮影現場でも取材の難しさが話題になっていたので、まさに今、それを実感しています(笑)。

――飯田プロデューサーや監督陣とはどのような会話がありましたか?

物語の結末を知ったうえで、槙野の心情に嘘がないように演じることを、事前に飯田さんや宮崎陽平監督と話し合いました。無理にキャラクターを作りすぎず、槙野としての感情や立ち振る舞いに自然さを持たせることを大切にしています。

――槙野を演じるうえで特に気をつけていることは?

槙野は、とても熱を帯びた人物で、その熱い思いを常に意識して演じています。表面に見えるものと、内面に秘めたものは、人それぞれ違いがあるもの。そうした部分を大切にしながら、僕の中ではすべてがつながるように、ドラマを通して一貫した芝居をすることを心がけています。連続ドラマという特性上、話数ごとに計算しながら自分のキャラクターを少しずつ見せていくのですが、その過程がとても楽しいです。

■ライバル・御上との共通項――槙野が抱く密かな野望とは…?

――官僚役を演じるにあたって準備したことは?

官僚の方に、生活面を含めた話を伺う機会があり、それを少し参考にしました。槙野として特に意識したのは、清潔感や立ち姿。官僚としての佇まいや後ろ姿が自然に映るように心がけています。

――及川光博さん演じる上司の塚田幸村とのシーンは毎回緊張感が伝わってきます。

塚田と槙野にはお互いに腹の底が見えない部分があるので、対峙するシーンの距離感はとても重要です。監督が細かい調整をしながら、2人の絶妙な距離感を作り上げてくれていて、空間全体を使ったお芝居ができているのではないかなと思います。及川さんとお芝居について深く話し合うことはあまりないのですが、それがかえって役柄の持つ“見えない部分”と重なり、いい塩梅で演じられていると感じます。

――第7話の終わりでは、御上が文部科学省に戻る可能性も浮上しました。同期として彼のキャリアに嫉妬をする気持ちもあるのでしょうか?

少なからず嫉妬心はあると思います。同僚として、同期として、誰よりも出世したいという思いを強く持っている。それは彼の中でも大きなテーマなのではないでしょうか。槙野の見え方は、演じ方次第で大きく変わると感じています。逆に言えば、真意とは異なる表情を見せても成り立つ役でもある。だからこそ、非常に難しいキャラクターだと改めて思います。

――ライバルである御上との共通項はどこだと思いますか?

官僚という仕事に就く方々は、それぞれ異なる理想や野望を持っていると思います。もちろん、その野望がどのようにプラスに働くかは人それぞれですが、槙野と御上は特に“先を見据えている”人物像として描かれているのではないかと感じています。その点を意識して見ていただけると、より一層物語を楽しんでいただけるかもしれません。

■松坂桃李との再共演を通して感じた、俳優としての進化

――松坂さんとのシーンで印象的だった出来事は?

桃李さんとはプライベートでは会っていましたが、一緒にお芝居をするのは久しぶり。本作での最初の撮影が、第1話冒頭の2人のシーンだったのですが、その対峙する瞬間にものすごい熱を感じたのが印象的でした。桃李さんがこの作品に懸ける思い、スタッフの皆さんの並々ならぬ熱量。それが一体となった感覚を肌身で感じて。それが強く心に残っています。本作においてとても大切な始まりだったので、槙野にとっても「ここがスタートラインだ」と感じた瞬間でした。

――御上と槙野の関係性が、プライベートのお2人と重なることはありますか?

性格的に重なることはあまりないと思いますが、同じ時期に、同世代の方とさまざまな経験を共有することで、特別な絆が生まれる部分はあるかもしれません。年齢を重ねるごとに、そうした関係がより深まるというか。桃李さんの存在があるからこそ、自分も頑張れると感じることはあります。そういう意味では、どこかリンクする部分もあるのかもしれません。

――長く交流のあるお2人だからこそ生まれた表現や、関係性が生きていると感じる部分はありますか?

それはとてもありますね。初対面の方とは出せない空気感が自然と生まれていると思います。撮影での空気感もそうですし、心を許せる相手だからこそ、お互いが積み上げてきたものを恥ずかしがらずに出せている。そういう部分が芝居に生きていると感じます。桃李さんは、いろいろな現場でたくさんの経験を重ねられていて、それがお芝居を通して伝わってきます。だからこそ、すごくいい緊張感を与えてもらっていますし、自分自身もこれまで経験してきたことをぶつけながら、お芝居を通じて彼と対話しているような感覚です。

■次世代を担う若手俳優たちの真剣な眼差しが大人たちを動かす

――生徒役の皆さんから刺激を受けることはありますか?

同じシーンを撮ることは少ないのですが、待ち時間などに話していると、彼らの作品への熱意や芝居に対する真摯な姿勢がすごく伝わってきます。きっとこれから第一線で活躍していく方々なんだろうなと、つい見入ってしまいます。桃李さんともよく話していることなのですが、僕たちが20代の頃と比べても、彼らは遥かに真摯に作品や役と向き合っていると感じますし、その姿がとても輝いて見えて。だからこそ、お芝居について質問されたときは、自分が伝えられることはすべてお伝えするようにしています。

――最後に、終盤に向けての見どころをお願いします。

終盤では、槙野がこれまで抱えてきたものが明らかになっていき、ここまで見てくださっている方の心に響く展開になるはず。本作のテーマである「教育改革」については、僕自身ここ数年で考えることが増えました。ドラマを通して、先に考えるきっかけを与えてもらったように感じています。そして、何より本作のメインは生徒たちです。彼らのお芝居は本当に素晴らしく、作品や役に対する真摯な姿勢は、スタッフを含めた僕ら大人にも大きな影響を与えています。そんな生徒たちの姿を最後まで見届けてもらえたらうれしいです。

 松坂との長年の付き合いがあるからこそ生まれる芝居の空気感を保ちつつ、俳優として互いに刺激し合う岡田。終盤に向けて物語はさらに加速し、槙野の内面に秘められた思いも明らかになっていく。御上との対立と共鳴、そして教育の未来をめぐる攻防から最後まで目が離せない。

(編集:岩本和樹)

関連写真

  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS
  • 日曜劇場『御上先生』の場面カット(C)TBS

オリコントピックス

求人特集

求人検索

メニューを閉じる

 を検索