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2人の僧侶が人生哲学を語る『大雲・せいじの坊僧ラジオ』 三木大雲&千原せいじが舞台裏を語る

「怪談説法」で人気の蓮久寺住職の三木大雲と、今年の5月に得度式をあげ天台宗の僧侶となった千原せいじによる『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBSラジオ/毎週日曜21時30分〜22時)。放送終了後に配信されるYouTubeは近畿圏以外でも話題を集め、待望だったリアルイベントの開催も決定した。番組の魅力について、三木と千原、そして番組のアシスタントを務める去来川奈央が大放談。番組制作の舞台裏も制作者に聞いた。

『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBSラジオ)収録時の様子

『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBSラジオ)収録時の様子

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――まずはお互いの印象について、教えていただけますか。

せいじ:怪談を話す和尚さんがいるらしいって、YouTubeでコラボさせてもらったのが初対面かな? ラジオが始まってから喋りの勉強をめちゃくちゃしておられて、ストイックな方なんやなと驚きました。「喋れる方が仏教全体の普及にもなるから」と努力を続けているところを、尊敬しています。

三木:ラジオは声でしか伝えられないじゃないですか。もともとYouTubeではYouTube用、テレビはテレビ、ライブはライブと喋り方を分けていたのですが、ラジオはどこに近づけたらいいんだろうかと考えて。「ラジオらしいのは誰やろ?」って古舘伊知郎さんを研究しすぎておかしくなったこともありましたね(笑)。

去来川:番組でも古舘さんを完コピしてくださいました。三木さんのせいじさんへの印象は?

三木:私の兄がせいじさんと同じ年なのですが、最初にお会いしたときからもう「お兄ちゃん」。緊張はしたものの、なんかちょっと違う緊張で、「お兄ちゃんがYouTube呼んでくれはったから、今日はお兄ちゃんにも楽しんでもらおう」みたいな感じでしたね。

去来川:せいじさんはテレビで拝見していると「ちょっと怖そうな方なんかな」と思っていたのですが、お会いしてみると温かい方なんですよね。この人になら心を開いて大丈夫と思わせる懐の深さがありますし、ラジオなのにしっかり私の目を見て話してくださるし。めちゃくちゃ温かい「お兄ちゃん」でした。

三木:「この線よりこっち来んといて」というのがない方ですよね。

――去来川さんは三木さんとはテレビでご一緒していたんですよね。

去来川:はい。お坊さんってもっと固い方が多いのかと思っていたのですが、私たちと同じ温度感で一緒に楽しんでくださるのが、とても心強くて。ラジオにはどんなキャラクターでいらっしゃるのかと思っていたのですが、等身大の三木さんのままだったので、ホッとしました。

せいじ:去来川さんがいてはるから、僕らは安心して喋らせてもらえるんですよ。

三木:せいじさんも私も「う〜ん」ってなったときに、頼らせてもらっていて。「もう言葉ないで! 今やで!」って「ヘルプボタン」を押すと、サッと入ってきてくれるみたいな。

去来川:三木さんが目で送ってくださる「ヘルプボタン」は、時々感じています(笑)。でも基本的に私は、お二人の波に乗っているだけですから。リスナーの立場で納得行くまでお話を聞こうというスタンスでいるのですが、お二人のお話の展開が面白くて聞き入ってしまっています。

(左から)千原せいじ、三木大雲、去来川奈央

(左から)千原せいじ、三木大雲、去来川奈央

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――番組がスタートしてからの手応えはいかがですか?

せいじ:収録に来るたびにスタッフさんたちから毎回「いい感じです」って言ってもらっていますし、実際、YouTubeチャンネルでも「KBS京都」の中では常に上位に入っていますよね。

三木:小噺のコーナーは話が固くなりすぎないようにと私が勝手に始めたのですが、私自身が日常でこういうことを気にしていたんだという気付きにもなっています。でも、まだまだ課題だらけですよね。「今言わんと忘れる!」って思ったことを口に出して、せいじさんと去来川さんの話の流れの邪魔をしてしまったり。気を抜くと一人称が「僕」になったりするところも、正していきたいと思っています。

せいじ:でも仏教に関する話では、三木さんは説得力がやはり違いますよね。そこはプロ中のプロやから。お話を聞いていても楽しいですし。

三木:私はせいじさんが「生まれ変わったらゴキブリや!」とか、普段思っていても口に出せないようなことを言ってくださるのが、実はめちゃくちゃスッキリするんですよ。「そんなん気にせず生きていこうや」というせいじさんのメッセージは、仏教としては究極の考え方やと思います。

去来川:突き放したような言い方に聞こえますけれど、せいじさんは本当に相手のことを思ってアドバイスを送っているんですよね。一方、三木さんは仏教の教えに基づいて説得力のあるアプローチをされている。異種格闘技のように、問題を解決に導くための方向性の違いが面白いんだと思います。しかも根っこには相談者への愛があって、結局話が丸く収まるというか。お二人のお互いに対するリスペクトも、ラジオを通して伝わるのではないでしょうか。

――去来川さんは視聴者に一番近い目線でお二人の話を聞いているわけですが、これまでのエピソードで印象的なものを挙げるとしたら?

去来川:せいじさんのお話で印象的だったのは、「受験を控える息子のためにいろいろ我慢しているのに、息子が思い通りにならない」というお母様からのご相談。私は同じ母親としてお母様の話に共感していたのですが、せいじさんの「お母さんはお母さんで好きなことを見つけて、そっちで伸び伸び楽しくやっている姿を見せたほうが、息子さんの学びになる」という言葉を聞いて、ハッとしました。三木さんのお話では、「人は目ではなく耳で育つ」という言葉が心に響きました。言葉の持つ力の大きさを考えて言葉を選ばなければいけないと、言葉を扱う職業の一人としてだけでなく、母としても改めて肝に銘じまして。お二人に日常生活の中でも導いていただいている気がします。

和気あいあいと進行する『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBSラジオ)収録時の様子

和気あいあいと進行する『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBSラジオ)収録時の様子

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――ちなみに三木さんとせいじさんが僧侶になったきっかけは何だったのでしょうか。

三木:私は小学5年生のときに「お坊さんになろう」と決めて、自主的に勉強を始めました。というのも、大好きな祖父のようになりたくて。祖父は40代半ばで出家して、5年で日蓮宗では知らない人がいないほどの説教師になった人。初代タイガーマスクもわざわざ会いに来るほど喋りが上手い人でしたし、お坊さんになったら僕らが憧れるスーパースターから尊敬されるような人になれるんやって。

去来川:喋ることへのこだわりはその当時から生まれていたんですね。

せいじ:僕は、三木さんみたいな志があったわけではないのですが。動物が亡くなってからの扱いがひどすぎる、どないかできんかと思っていたときに、友達から声をかけられて。天台宗で動物の供養ができると聞いたご縁で、出家したんです。

三木:(弟の千原)ジュニアさんがニュースで出家を知ったと言っていましたが、相談していなかったんですか?

せいじ:ジュニアに相談しても、嫁はんに相談しても、僕の気持ちは変わらへんしね。無駄なことをしたくなかったんです(笑)。

――なるほど。初回の放送でやりたいとおっしゃっていたイベントが10月19日に実現しますが、意気込みも教えてください。

せいじ:僕は、長いことオフラインの舞台でやってきた人間ですから、オンラインでなんでもかんでも片付けるんじゃなく、「一旦集まろう!」っていうほうが安心するんです。だから、たくさんの方に集まっていただきたいですね。

三木:イベントでせいじさんの言葉を直に聞くと迫力がまた違うと思いますし、それを体感してから改めてラジオを聞いてもらったら、違った聞こえ方がしそうですよね。

せいじ:あと、生で見たら2人ともデカくて驚くんちゃう?

去来川:確かにお二人とも大きなお坊さんですよね。お二人のアドバイスは厳しいこともありますし、話が「え〜!?」っていう方向に展開することもあると思うのですが、そこも含めてみなさん楽しんでいただけているように感じていますので、私達と同じ温度で一緒に盛り上がってください!

三木:ファミリーということで、リスナーではなく“坊ファミ”と呼ばせていただいていますけど、親戚のおっちゃんやおばちゃんが喋っているのがラジオになっているような形が理想なんです。そういうちょっと内輪な雰囲気も楽しんでいただけると思います。

せいじ:ラジオとはまた違うふうに楽しんでいただけると思いますので、みなさん、是非お越しください!

■地方ラジオのコンテンツが全国の“坊ファミ”に届いた! 企画・制作担当者が感じる番組の挑戦

「三木大雲さんが出演されるラジオ番組を制作したい」というところから企画がスタートし、三木さんに相談したところ、「最近YouTubeでコラボしている千原せいじさんとなら、やってみたい」とご提案を受けました。そんなわけで、「ガサツ芸人と呼ばれるせいじさんが世の中の悩みをバッサリ切り、それを三木さんがまろやかにコーティングする」という構造の“人生哲学番組”を目指すことが決まったのですが…。放送まであまり時間がなかったこともあり、ぶっつけ本番状態で放送に突入。でも、初日の顔合わせから三木さんとせいじさんの息がピッタリで、制作サイドが選んだ相談にお二人がどう返してくるのか、ワクワクしています。また、素晴らしいバランス能力で番組を進行、もり立てていただいている去来川さんにも感謝しています。
 放送開始後は、radiko、YouTubeチャンネルともに手応えを感じていますし、全国多くの“坊ファミ”のみなさんに放送を楽しんでいただくという、地方ラジオの限界に挑戦したことの成果を実感しています。かねてからラジオをやるのが夢だった三木さんが、非常にやりがいを感じてくださっているのもありがたいですね。企画の当初から「リアルイベント」の開催は検討していたのですが、初回放送で三木さんとせいじさんから「やりたい」というお話が出たこともあり、10月19日(土曜)にKBSホールで『大雲・せいじの坊僧ラジオ「第1回坊ファミのつどい!」』を開催することが決定しました。このイベントをもって一旦放送は終了しますが、三木さんとせいじさん、“坊ファミ”のみなさんの熱い思いもいただいておりますので、いつか再び戻ってくるために、アイデアを練っております。今後の『大雲・せいじの坊僧ラジオ』に、ご期待ください!」(株式会社京都放送常務取締役 山本耕司氏)

文・須藤美紀

『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBSラジオ)番組ロゴ

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<イベント概要(予定)>
【イベントタイトル】『大雲・せいじの坊僧ラジオ「第1回坊ファミのつどい!」』
【主 催】KBS京都
【企 画】(C)2024「大雲・せいじの坊僧ラジオ」製作委員会 
【実施日】2024年10月19日(土曜)
【場 所】KBSホール(京都市上京区烏丸上長者町)
【実施時間】
第一部:14:00開場/14:30開演/16:30終了
第二部:17:30開場/18:00開演/20:00終了
【出演者】
 三木大雲・千原せいじ・去来川奈央
【チケット】(FANYチケット独占販売)
 第一部・第二部ともに、前売各3,900円(全席指定・税込)/当日各4,500円(全席指定・税込)
【イベント内容】
怪談説法を広める蓮久寺住職である三木大雲と、先日得度式を済ませ、天台宗の僧侶となった千原兄弟の兄、千原せいじの二人が、皆さんからの悩みや人生相談にお答えし、いかに人間らしく幸せに人生を歩んでいくかを考える番組『大雲・せいじの坊僧ラジオ』のリアルイベントとして開催。皆さんからの悩みや人生相談にリアルに答えたり、会場の全員が参加できる趣向を凝らしたコーナーも実施。来場者には番組グッズ(来場者特典)がもれなくプレゼントされる。
※第一部と第二部はイベント内容は異なる
(C)2024「大雲・せいじの坊僧ラジオ」製作委員会
イベント詳細、チケットに関してはKBS京都 イベントインフォメーションページを参照:
https://www.kbs-kyoto.co.jp/info/event/event_136347.htm
■KBS京都『大雲・せいじの坊僧ラジオ』URL:
https://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/boso/index.htm

10月19日にはリアルイベント『大雲・せいじの坊僧ラジオ「第1回坊ファミのつどい!」』を開催

10月19日にはリアルイベント『大雲・せいじの坊僧ラジオ「第1回坊ファミのつどい!」』を開催

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  • 『大雲・せいじの坊僧ラジオ』(KBSラジオ)収録時の様子
  • (左から)千原せいじ、三木大雲、去来川奈央
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