お笑いコンビ・かが屋の加賀翔、賀屋壮也、俳優の芳根京子が30日、都内で行われた『映画ドラえもん のび太の地球交響楽（ちきゅうシンフォニー）』（3月1日公開）の公開アフレコに参加した。

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　原作者の藤子・F・不二雄さん生誕90周年記念作品でもある今作は、“音楽”という身近なものをテーマに、地球の危機を救うべく、ドラえもんとのび太たちがすてきな仲間と出会い、“音楽”を通じて心を通わせ、新たなハーモニーを生む大冒険を描く完全オリジナルストーリー。

　芳根は、物語のカギを握る海外で音楽活動をしている歌姫ミーナ役。かが屋は、「演歌を歌うおじいちゃん」「漫才師」「路上ライブを行うバンドマン」といった役を演じ分ける。今作で声優デビューを果たす加賀と賀屋はもちろん、芳根も今回が初の公開アフレコとなった。

　芳根、加賀、賀屋の3人は、集まった報道陣を前に「こんなにカメラがあるなんて思わなかった。緊張する」と口をそろえ、それぞれあいさつ。加賀は見覚えのあるカラーリングのニット姿で登場し、「衣装選びで完全に調子に乗りました。2パターン用意してもらったんですけど、ドラえもんカラーの方を選んでしまった」と言いつつ、両手を広げてアピール。即座に賀屋から「なんでお前が主人公カラーやねん」とツッコミが入った。

　続けて公開アフレコへ。加賀はテストテイクで1つ目のセリフを終えると、思わず「よしっ！」と声に出しながらガッツポーズ。達成感のあまりに2つ目のセリフをトばすというハプニングも起こし、現場スタッフたちの笑いを誘った。

　収録後、同作への出演を改めて喜び、「お子さんがいる自分たちのお客さんから『ずっと応援してきてよかったです』と言ってくれたんです。劇場の前で泣きそうになってしまった」と告白。続けて「新宿の地下で戦っているすべての芸人に夢を与えることができたと思う」と再度“調子に乗って”誇ると、賀屋は「そういうのはお笑いの大会で優勝したときとかに言うもんなんだよ」と冷静に制した。

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