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『魔女の宅急便』作者89歳、原動力は「エイヤー」 次回作は恋愛作品に意欲

 ドキュメンタリー映画『カラフルな魔女〜角野栄子の物語が生まれる暮らし〜』(26日公開)の完成披露舞台あいさつが16日、都内で行われ、『魔女の宅急便』作者・角野栄子(89)、宮川麻里奈監督(53)が登壇し、4年に渡る密着取材の裏話などが明かされた。

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 鎌倉の自宅では自分で選んだ「いちご色」の壁や本棚に囲まれ、カラフルなファッションと個性的な眼鏡がトレードマーク。一方、5歳で母を亡くし戦争を経験。結婚後24歳でブラジルに渡り、35歳で作家デビューするなど、波乱万丈な人生を歩みながら、持ち前の冒険心と好奇心で幾多の苦難を乗り越えてきた、「想像力こそ、人間が持つ一番の魔法」と語る角野栄子とはどういう人物なのか? キュートな“魔女”が、老いや衰えさえも逆手にとって今もなお、夢いっぱいな物語を生み出す秘訣を描いた作品。

舞台あいさつの様子

舞台あいさつの様子

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 上映前の舞台挨拶に登壇した角野は、『魔女の宅急便』について「留学なさる方や、東京に出て入学される方や就職される方などが節目で読んで、自分に重ねて楽しみました、という声をいただきました。私も若い頃に“エイヤー!”とブラジルに行きましたが、その時の心細さやブラジルで生きていく気持ちが重なっていたのかな、と感じます」としみじみ。

 いちご色の衣装に触れられた角野は、「エイヤー!と着てしまえば、どんな色でもOK!着るものは好きなものを着ている」と告白。

 40代まではグレーや黒が多かったという服装について聞かれると、「50代くらいになって、赤い洋服を着たところ、意外にも好評だったんです。そこから赤い服を着てみようかな、と思ったと同時に、その頃から髪もだんだんと白くなり、老眼でメガネをかけたりと、寂しい時期を迎えた時につまらないなと思ったら、白い髪が意外にもきれいな色に合ったんです。それが今日のあり様です」と打ち明けた。

 ファッションで意識していることは「80歳くらいになった時に、洋服を買ったり試着するのが面倒くさくなったんですね。そこで娘に着る服を頼んだところ、娘から“文句は言わないか”と最初に言われました。“はい、文句は言いません”と伝えて、どうやら少しは文句を言ったようなんですが、そこから娘に洋服を選んでもらうようになりました。外に出て、評判が悪かったら娘のせいにして、良ければ自分のせいにしよう、というつもりでいます(笑)」と笑わせた。

 「いちご色」をテーマカラーにしていることについて問われると、「今日の洋服は“いちご色”ではないですが、家を建てる時に、何か1つの色に決めたほうが良いと言われ、“赤”が良いと答えたところ、色にうるさい人が1人いまして、赤にも色々あると言われて“いちご色”と答えたのが定着しました。なので、私の家はいちごっぽい赤です。」と伝えた。

 最後に今後挑戦してみたいことは、「わたし来年90歳なの。これちょっと売りです!90歳になった時に、すごいピュアなラブストーリーを書いてみたい。できればね!中学1年生の初恋なんて忘れちゃっているわね、相手の名前も忘れてしまっているけど、書けるかな・・・?と思っていますが」と意気込んだ。

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