俳優の嵐莉菜(18)が『第77回毎日映画コンクール』のスポニチグランプリ新人賞(女性)賞に選出され14日、都内で行われた授賞式に出席した。
映画『マイスモールランド』での演技が評価され、嵐は受賞。主人公で自分の居場所(アイデンティティ)に葛藤しながら、成長していくクルド人の少女・サーリャを好演した嵐は、山路ふみ子映画賞をはじめ、報知映画賞、キネマ旬報映画賞、高崎映画祭など、新人賞を総なめしている。
真っ白なノースリーブドレスで壇上に登場した嵐は「このような素晴らしい賞をいただき、大変、光栄です。ありがとうございます」とにっこり。「キャストの皆様、スタッフの皆様、そしてこの作品に携わってくださるたくさんのサポートがあって、この場に立てていること、本当にありがとうございます」と笑顔を見せた。
『マイスモールランド』は、嵐にとって初出演、初演技で初主演という作品だった。「スゴく深い思い出ばかりでかけがえのない作品です。そんな大切な、このような賞をいただけたことがうれしくて、お芝居の世界に足を踏み入れることができたこと、サーリャという役に出会えたことが本当によかった」としみじみ。「この賞の重さが、これからお芝居をしていく上での決心や自信につながっていくと思うので、一つひとつ大切に、これからも頑張っていきたい。まだまだ未熟ではありますが。私が役や作品を通して学んだこと、知ったこと、感じたことを見てくださる方々にスクリーンで伝えられるような俳優になっていきたいです」と力強く語っていた。
また、スポニチグランプリ新人賞(男性)は、番家一路(12)が受賞。『サバカン SABAKAN』が評価された。壇上で番家は「賞とか、よくわからないですけど、とにかくうれしいです。ありがとうございます」とにっこり。司会の生島ヒロシから改めて受賞の心境を問われると「うれしいです」と照れ笑いを浮かべる。「楽しんでお芝居できる俳優になりたいと思います」と今後の抱負も語っていた。
同賞の対象は、2022年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品(アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品)。
■「第77回毎日映画コンクール」受賞結果
日本映画大賞:『ケイコ 目を澄まして』(三宅唱監督)
日本映画優秀賞:『夜明けまでバス停で』(高橋伴明監督)
外国映画ベストワン賞:『ベルファスト』(ケネス・ブラナー監督)
男優主演賞:沢田研二『土を喰らう十二カ月』
女優主演賞:岸井ゆきの『ケイコ 目を澄まして』
男優助演賞:窪田正孝『ある男』
女優助演賞:伊東蒼『さがす』
スポニチグランプリ新人賞(男性):番家一路『サバカン SABAKAN』
スポニチグランプリ新人賞(女性):嵐莉菜『マイスモールランド』
監督賞:三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』
脚本賞:早川千絵『PLAN75』
撮影賞:月永雄太『ケイコ 目を澄ませて』
美術賞:今村力、新田隆之『死刑にいたる病』
音楽賞:青葉市子『こちらあみ子』
録音賞:川井崇満『ケイコ 目を澄ませて』
アニメーション映画賞:『高野交差点』(伊藤瑞希監督)
大藤信郎賞:『犬王』(湯浅政明監督)
ドキュメンタリー映画賞:『スープとイデオロギー』(ヤン ヨンヒ監督)
TSUTAYA映画ファン賞・日本映画部門:『チェリまほ THE MOVIE 〜30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』(風間太樹監督)
TSUTAYA映画ファン賞・外国映画部門:『トップガン マーヴェリック』(ジョセフ・コシンスキー監督)
田中絹代賞:寺島しのぶ
特別賞:中島貞夫(映画監督)
映画『マイスモールランド』での演技が評価され、嵐は受賞。主人公で自分の居場所(アイデンティティ)に葛藤しながら、成長していくクルド人の少女・サーリャを好演した嵐は、山路ふみ子映画賞をはじめ、報知映画賞、キネマ旬報映画賞、高崎映画祭など、新人賞を総なめしている。
真っ白なノースリーブドレスで壇上に登場した嵐は「このような素晴らしい賞をいただき、大変、光栄です。ありがとうございます」とにっこり。「キャストの皆様、スタッフの皆様、そしてこの作品に携わってくださるたくさんのサポートがあって、この場に立てていること、本当にありがとうございます」と笑顔を見せた。
『マイスモールランド』は、嵐にとって初出演、初演技で初主演という作品だった。「スゴく深い思い出ばかりでかけがえのない作品です。そんな大切な、このような賞をいただけたことがうれしくて、お芝居の世界に足を踏み入れることができたこと、サーリャという役に出会えたことが本当によかった」としみじみ。「この賞の重さが、これからお芝居をしていく上での決心や自信につながっていくと思うので、一つひとつ大切に、これからも頑張っていきたい。まだまだ未熟ではありますが。私が役や作品を通して学んだこと、知ったこと、感じたことを見てくださる方々にスクリーンで伝えられるような俳優になっていきたいです」と力強く語っていた。
また、スポニチグランプリ新人賞(男性)は、番家一路(12)が受賞。『サバカン SABAKAN』が評価された。壇上で番家は「賞とか、よくわからないですけど、とにかくうれしいです。ありがとうございます」とにっこり。司会の生島ヒロシから改めて受賞の心境を問われると「うれしいです」と照れ笑いを浮かべる。「楽しんでお芝居できる俳優になりたいと思います」と今後の抱負も語っていた。
同賞の対象は、2022年1月1日から12月31日までに国内で14日間以上、有料で劇場公開された作品(アニメーションおよびドキュメンタリー部門は、同期間に完成もしくは上映された作品)。
■「第77回毎日映画コンクール」受賞結果
日本映画大賞:『ケイコ 目を澄まして』(三宅唱監督)
日本映画優秀賞:『夜明けまでバス停で』(高橋伴明監督)
外国映画ベストワン賞:『ベルファスト』(ケネス・ブラナー監督)
男優主演賞:沢田研二『土を喰らう十二カ月』
女優主演賞:岸井ゆきの『ケイコ 目を澄まして』
男優助演賞:窪田正孝『ある男』
女優助演賞:伊東蒼『さがす』
スポニチグランプリ新人賞(男性):番家一路『サバカン SABAKAN』
スポニチグランプリ新人賞(女性):嵐莉菜『マイスモールランド』
監督賞:三宅唱『ケイコ 目を澄ませて』
脚本賞:早川千絵『PLAN75』
撮影賞:月永雄太『ケイコ 目を澄ませて』
美術賞:今村力、新田隆之『死刑にいたる病』
音楽賞:青葉市子『こちらあみ子』
録音賞:川井崇満『ケイコ 目を澄ませて』
アニメーション映画賞:『高野交差点』(伊藤瑞希監督)
大藤信郎賞:『犬王』(湯浅政明監督)
ドキュメンタリー映画賞:『スープとイデオロギー』(ヤン ヨンヒ監督)
TSUTAYA映画ファン賞・日本映画部門:『チェリまほ THE MOVIE 〜30 歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜』(風間太樹監督)
TSUTAYA映画ファン賞・外国映画部門:『トップガン マーヴェリック』(ジョセフ・コシンスキー監督)
田中絹代賞:寺島しのぶ
特別賞:中島貞夫(映画監督)
このニュースの流れをチェック
- 1. 【毎日映画コンクール】沢田研二が男優主演賞 74歳での受賞に驚きも作品で反省「まだ伸びしろがあると解釈」
- 2. 【毎日映画コンクール】岸井ゆきの、女優主演賞に喜び モデルの小笠原氏が絶賛「静かに迫ってくる」
- 3. 【毎日映画コンクール】窪田正孝、「引き算」の芝居が評価「概念をはぎ取りたい」
- 4. 【毎日映画コンクール】嵐莉菜、またも新人賞受賞 初演技で各映画賞を総なめ「賞の重さが決心や自信につながっていく」
- 5. 【毎日映画コンクール】寺島しのぶ、富司純子と史上初の母娘で田中絹代賞「2人で喜び合いました」
- 6. 【毎日映画コンクール】赤楚衛二×町田啓太『チェリまほ THE MOVIE』映画ファン賞 監督が感謝「愛情が並走してくださった」
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2023/02/14