人気グループ・なにわ男子・道枝駿佑と福本莉子がW主演する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』（通称『セカコイ』）が、7月29日の公開初日から8月21日までの24日間で動員数85万4560人、興行収入10億6976万7950円を記録したことがわかった。

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　同作は、一条岬氏の同名小説が実写化。眠りにつくと記憶を失ってしまう、実在する難病「前向性健忘」を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公の、記憶にまつわる儚くも切ない愛の物語。。

　このほど、鑑賞後に「号泣した」「涙が止まらなかった」と、特に名シーンのひとつとして挙げられる“本編を観た人なら涙する”場面カットも解禁された。それは、透（道枝）の絵を描く真織（福本）の姿と、その透の絵のカットであり、まさにタイトルの意味にもつながるシーン。

　真織は、中学生時代は美術部に所属しており、絵が得意だったが、交通事故で前向性健忘を患い、絵を描くことをやめてしまう。そんな真織が、透のある一言で、また絵を本格的に描き始める。透が真織に伝えた言葉、そして、伝えたかったこととは…。透の絵が意味するものとは。物語の結末とタイトルの真の意味を知る人にだけ、温かいものがこみ上げる。

　そして、映画公開日にTOHOシネマズ梅田に突如現れた、なにわ男子のメンバーが本編鑑賞後に直筆で記したオリジナルキャッチコピー（メッセージ）入りの映画ポスター7枚が惜しまれつつも掲出終了。しかし、今度は東京で掲出されることが、先日の大ヒット御礼舞台あいさつ後のインスタライブで発表された。TOHOシネマズ日本橋で、9月4日（日）までの期間限定で掲出中となっている。