フランスで開催中の「第75回カンヌ国際映画祭」のACID部門で正式出品された、山崎樹一郎(※崎はたつさき)監督の『やまぶき』(秋より全国順次公開)の舞台あいさつ付き上映が、現地時間24日午前11時半と午後8時半に実施され、山崎監督、主演のカン・ユンス、出演の黒住尚生(くろずみ・ひさお)、音楽のオリヴィエ・ドゥパリ、プロデューサーの小山内照太郎が登壇した。 本作は、今年1〜2月に開催された、オランダ・ロッテルダム国際映画祭のタイガー・コンペティションがワールドプレミアだったが、新型コロナウィルスの影響でオンライン開催となったため、今回の上映は、スタッフ・キャストにとって、初めて観客と一緒に大画面で作品を見る機会となった。 出品された部門名の「ACID」は、「インディペンデント映画普及協会」の略称。映画作家たちが創設した同協会が、マーケットの原理に左右されがちなカンヌ映画祭のなかで映画の表現の多様性を守るために、監督週間と批評家週間にならぶ3つ目の並行部門として創設した。15人の映画作家による選定委員会が、毎年9作品を選び招待している。部門30年の歴史上、日本映画からは『やまぶき』が初めて招待された。
2022/05/26