俳優の稲垣吾郎が主演し、23日から東京建物BrilliaHALLにて上演される舞台『サンソン―ルイ16世の首を刎ねた男―』公開ゲネプロに参加した。稲垣は自ら熱望していたというフランス革命期に実在した死刑執行人・シャルルーアンリ・サンソンを演じ、「重い時代の中でも、社会を良くするために職務に忠実に生きた、サンソンという人物を精一杯演じたいと思います」と意気込み。また、この日は横浜追加公演も発表された。 フランス革命期にルイ16世、マリー・アントワネット、ロベスピエールらを処刑した死刑教行人を稲垣、革命の中心とも言えるルイ16世を中村橋之助、エネルギッシュな群像劇の担い手として、橋本淳、牧島輝、落合モトキ、藤原季節、清水葉月らの若手が登場。そして、サンソンとともにギロチンの発明に一役買ったジョゼフ・ギヨタンを田山涼成。シャルルの父親役バチストを模木孝明が演じる。
2021/04/22