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元ディズニーのアニメーターの長編初監督作、Netflixで配信決定

 ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオで40年近く働き、大ヒット作『リトル・マーメイド』『美女と野獣』『アラジン』『塔の上のラプンツェル』などを手掛けてきたアニメーター、グレン・キーンの、長編初監督作品『フェイフェイと月の冒険』が、Netflixで今秋独占配信されることが明らかになった。美しい歌声が響き渡る、新たなアニメーション・ヒロインの誕生を予感させる予告編も解禁された。

Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』今秋独占配信開始

Netflix映画『フェイフェイと月の冒険』今秋独占配信開始

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 Netflixが中国のアニメーション制作会社パール・スタジオと新たに生み出した本作は、幼い頃から、今は亡き母が語る“月の女神の伝説”を聞いて育った少女フェイフェイの、夢と冒険の物語。

 その伝説とは、《月には昔、美しい女神が愛する男性と共に暮らしていたが、ある出来事をきっかけに離れ離れになってしまい、女神は今でも<真実の愛の>彼を待ちながら、月で孤独に暮らしている…》というお話。成長しても伝説を信じるフェイフェイは、家族を巡るさまざまな悩みを抱えつつも、《月の女神の伝説》を証明するために自らの手で宇宙船を作り、ウサギのバンジーとともに月へと向かうことを決意する。そしてたどり着いた月の世界。そこには不思議な王国や幻想的な生
き物たち、そして思いがけない冒険が待ち受けていた…。

 今回解禁された予告編は、メインテーマでもある「ロケット・トゥ・ザ・ムーン(原題)」の美しい歌声が響き渡る中、フェイフェイが月への情熱を胸にさまざまな困難に立ち向かう様子が幻想的。公開された場面カットは、月を見上げるフェイフェイとウサギ(名前はバンジー)を描いたもので、彼女の表情から胸に秘めた強い想いが感じられる。

 月の世界を巡る旅の中で自分の進むべき道を切り拓いていくフェイフェイ。彼女の行く先にどんな冒険が待っているのか? 果たして“伝説の女神”を見つけ出すことはできるのか!?

 キーン監督は、『リトル・マーメイド』では主人公アリエルのキャラクターデザイナー、『美女と野獣』『アラジン』『ターザン』などではスーパーバイジング・アニメーター、そして『塔の上のラプンツェル』では製作総指揮も務めるなど、世界中で愛され続けている数多くのディズニー・キャラクターを生み出してきた伝説のアニメーター。故コービー・ブライアントとコラボレーションした短編監督作品『ディア・バスケットボール(原題)』(2017年)で、第90回アカデミー賞短編アニメーション賞を獲得している。

 共同監督を務めるのは、初監督作となった『紙ひこうき』で第85回アカデミー賞短編アニメーション賞を受賞したジョン・カース。

 オリジナル版でフェイフェイの声を務めるのはキャシー・アン。元々は仮歌のレコーディングメンバーとして参加する予定だった彼女は、そこで見せたパフォーマンスの素晴らしさにより、主役に大抜てきされたシンデレラガール。さらに、ミュージカル「ハミルトン」で2016年のトニー賞ミュージカル主演女優賞へのノミネート歴を誇るフィリッパ・スーらが参加している。

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