『ビタミンF』で直木賞を受賞し『とんび』や『流星ワゴン』などの小説で知られる重松清氏の『ステップ』が、俳優・山田孝之主演で映画化されることが決まった。山田は同作で初のシングルファザー役を務める。共演には、國村隼、余貴美子、広末涼子、伊藤沙莉、川栄李奈と若手からベテランまでの豪華キャストが集結。公開は来年4月3日。
同作は重松氏が2009年に発表し、これまでの累計発行部数は8.5万部を記録。結婚3年目に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一(山田)と娘の美紀が、周りの人たちとの交流の中で成長していく姿が描かれている。
健一を演じる山田のほか、國村が実の息子のように見守る義父役、余は健一と美紀を優しくサポートする義母役を演じる。さらに、山田とは初共演となる広末が健一の悩みの相談相手となる同僚役、伊藤は美紀が通う保育園の先生役、川栄は亡き妻の面影があるカフェの定員役。娘の美紀役には、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳〜12歳までの3つの年代を演じ、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子らも出演する。
メガホンをとるのは、『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』(12年)、ドラマ『REPLAY & DESTROY』(15年)で山田とタッグを組んだ飯塚健監督。原作に幾度となく涙したという飯塚監督は「主演は1人しかいないと思いました。山田孝之くんが若くして妻を喪い、残された娘と生きてゆく父親を演じる、10年に渡る家族の物語、命の物語です。一歩一歩『育ってゆく』親子の姿を、ぜひ大きなスクリーンでご覧ください」と期待を寄せる。
山田は「健一を演じた1ヶ月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした」と役と向き合う苦労を語り「そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています」と話している。
重松氏は「パパを演じてくださるのが山田孝之さんだと聞いて『おおっ!』とガッツポーズをつくりました。そのグッと握った拳は、クランクアップ後のいまもなお、そのままです。いや、さらに力がこもって、気がつくとVサインに変わっていたりして」と喜んでいる。
同作は重松氏が2009年に発表し、これまでの累計発行部数は8.5万部を記録。結婚3年目に、30歳の若さで妻に先立たれた主人公・健一(山田)と娘の美紀が、周りの人たちとの交流の中で成長していく姿が描かれている。
健一を演じる山田のほか、國村が実の息子のように見守る義父役、余は健一と美紀を優しくサポートする義母役を演じる。さらに、山田とは初共演となる広末が健一の悩みの相談相手となる同僚役、伊藤は美紀が通う保育園の先生役、川栄は亡き妻の面影があるカフェの定員役。娘の美紀役には、オーディションで選ばれた中野翠咲、白鳥玉季、田中里念が2歳〜12歳までの3つの年代を演じ、岩松了、日高七海、角田晃広、片岡礼子らも出演する。
メガホンをとるのは、『荒川アンダー ザ ブリッジ THEMOVIE』(12年)、ドラマ『REPLAY & DESTROY』(15年)で山田とタッグを組んだ飯塚健監督。原作に幾度となく涙したという飯塚監督は「主演は1人しかいないと思いました。山田孝之くんが若くして妻を喪い、残された娘と生きてゆく父親を演じる、10年に渡る家族の物語、命の物語です。一歩一歩『育ってゆく』親子の姿を、ぜひ大きなスクリーンでご覧ください」と期待を寄せる。
山田は「健一を演じた1ヶ月間は、亡くなった奥さんの存在がいつも心の中にあって、そばに感じていたので、本当に大変な時間でした」と役と向き合う苦労を語り「そんな健一の目の前に起きる出来事を、自分なりに素直に受け止め、行動して、必死に生きていこうと思いました。そうすれば、この映画を観た人を少しでも励ましたりできるのではないかと思っています」と話している。
重松氏は「パパを演じてくださるのが山田孝之さんだと聞いて『おおっ!』とガッツポーズをつくりました。そのグッと握った拳は、クランクアップ後のいまもなお、そのままです。いや、さらに力がこもって、気がつくとVサインに変わっていたりして」と喜んでいる。
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2019/11/20