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【なつぞら】子役・粟野咲莉の撮影秘話 『真田丸』以来の共演も話題に

 NHKで4月1日から放送がはじまった連続テレビ小説『なつぞら』(月〜土 前8:00 総合ほか)。4日に放送された第4回は、約1ヶ月前に行われたメディア向け試写会でもすすり泣きが聞こえた感動回。アイスクリームを食べながら柴田泰樹(草刈正雄)が語ったことばが心に響いたのは、ヒロイン・なつ(粟野咲莉)だけではなかっただろう。

泰樹(草刈正雄)の「堂々とここで生きろ」ということばに涙するなつ(粟野咲莉)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第4回より(C)NHK

泰樹(草刈正雄)の「堂々とここで生きろ」ということばに涙するなつ(粟野咲莉)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第4回より(C)NHK

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 実は、この印象的なシーンは、監督からOKが出ていたにもかかわらず、“小なつ”こと粟野自ら「もう一回やらせてください」と申し出て、撮り直していたことを制作統括の磯智明氏が明かしている。オーデションで約250人の中から選ばれた粟野は「ひと目見たときから、印象的だった。クレバーで表現力があって、目を引いた」と磯氏。

 先の試写会後の会見で粟野は「戦争を経験していないので、戦災孤児の気持ちを作ることが難しかったです。映像を見たりして、なつの心の中が表現できるように一生懸命考えて演じました」と話し、大人たちを驚かせていた。育ての母・柴田富士子役で共演した松嶋菜々子も粟野のことを「女優魂がすごくて、お芝居のことをしっかり考えて、納得がいくまでやる頑張りやさん」と話していた。

 第4回では、甘党の泰樹行きつけの和菓子屋「雪月」の人々が初登場。店主の小畑雪之助(安田顕)の母とよを演じる高畑淳子と泰樹役の草刈は、大河ドラマ『真田丸』(2016年)以来の共演。SNSでは「朝ドラの中で… 生まれ変わってる〜〜〜!?」などと、さっそく反応。なお、『なつぞら』の演出のメインは『真田丸』を手がけた木村隆文氏。今後、『真田丸』で草刈が演じた真田昌幸の側近・高梨内記役の中原丈雄や豊臣秀頼役中川大志なども出演する。

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  • 泰樹(草刈正雄)の「堂々とここで生きろ」ということばに涙するなつ(粟野咲莉)=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第4回より(C)NHK
  • 雪月の女将のとよ(高畑淳子)がふたりを出迎える(C)NHK
  • 町の菓子屋・雪月の人々(左から)とよ(高畑淳子)、妙子(仙道敦子)、雪次郎(吉成翔太郎)、雪之助(安田顕)(C)NHK
  • 泰樹(草刈正雄)に連れられなつ(粟野咲莉)は帯広の闇市にやってきた=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第4回より(C)NHK
  • 牛乳と卵、はちみつで小畑雪之助(安田顕)作ったのは…=連続テレビ小説『なつぞら』第1週「なつよ、ここが十勝だ」第4回より(C)NHK

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