北野武監督が28日、都内のホテルで行われた『第31回日刊スポーツ映画大賞 石原裕次郎賞』授賞式に前年の受賞者として登壇。受賞した映画『カメラを止めるな!』が受賞したが、毒ガスを噴射しつつも絶賛した。 今年は『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督が受賞。北野監督は「運がいいですね。俺のときは審査員にボロクソに言われましたからね」としみじみ。自身も映画監督として大成したことを踏まえ「モノを作るときは、素直にやれば見てる人は見てくれる」と熱く語った。そして『カメ止め』はおとといに見たばかりだが「非常にうらやましかった。まるで蛭子能収の漫画を見てるよう。これが下手ウマの極致。役者も下手だし、みんな下手。だけど下手ウマなんです。この良さがないとダメ」と大絶賛(?)していた。
2018/12/28