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芳根京子「北海道に少しでもパワーを」 『チャンネルはそのまま!』撮入

 女優の芳根京子(21)が19日、北海道・札幌市のHTB北海道テレビ旧社屋でHTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』の記者会見に出席した。今月6日未明に発生した「北海道胆振東部地震」により各地で甚大な被害が発生したこともあり、気持ちを引き締めて撮影に入ったことを明かした。

HTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』メインキャスト(C)HTB

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 「先日の自然災害をニュースやテレビで見ていて、すごく心配でした。でも、北海道に来て、実際にお話を聞き、みなさんの笑顔を見て少しほっとしています。今回『チャンネルはそのまま!』という素敵な作品を作ることと、北海道の皆さんに少しでもパワーをお届けできたらなというのが私の目標です」(芳根)。

 同ドラマは、2008年から13年まで『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)で連載された、札幌在住の漫画家・佐々木倫子氏の同名作品が原作。札幌のローカルテレビ局を舞台に、謎の採用枠“バカ枠”で入社し、不思議なパワーを持つ新入社員、雪丸花子が、デキる同期・山根や上司ら、周囲のテレビマンたちを巻き込みながら繰り広げる騒々しい日々を描く。「ローカルテレビの裏側がリアルすぎる」と話題になったが、原作漫画がモデルにしたHTBの旧社屋を使って撮影を行っている。

 クランクインは今月15日。19日の記者会見には、芳根をはじめ、同期役の飯島寛騎、宮下かな子、島太星、瀧原光、長田拓郎、本広克行総監督、藤村忠寿監督、嬉野雅道プロデューサーが出席した。

 会見で芳根は、花子を演じるために、3歳の時以来となるショートカットにしたといい、愛されキャラの花子については、「私がまず花子を一番大好きになりたい」と述べ、花子を演じることに関しては「すごく難しい。花子をどれだけチャーミングに演じられるかが勝負所だと思う」と意気込んだ。また、原作をコピーして台本に張り付け、花子の表情を勉強しているということで、会見でも花子のユニークな表情を記者に見せ、会場の笑いを誘った。

 札幌出身で山根一役の飯島は、北海道が舞台の今回のドラマ出演に関して、「ものすごくうれしい。この業界に入ったのも北海道を盛り上げたいという思いがきっかけなので、その第一歩にもなれた」と声を弾ませた。

 本広克行総監督は、今回の作品に対して「バラエティのセンス、映画のセンス、ドラマのセンス、この全てを結集している。絶対面白いものができる」と手応え。小倉部長役で出演する藤村忠寿監督に関しても「ちょっと芝居がでかいんで、そこだけちょっと…(笑)」と指摘し、会場を笑わせていた。

 撮影は11月上旬まで行われ、来年3月放送予定。全5話の連続ドラマとして、北海道地区の地上波ローカル放送に加え、HTB放送前にNetflixが先行独占配信を行う。

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  • HTB開局50周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』メインキャスト(C)HTB
  • 記者会見出席者(C)HTB
  • 場面写真(C)HTB

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