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河瀬直美監督、『なら国際映画祭』のポスタービジュアル公開

 アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018』(略称:SSFF&ASIA)と『なら国際映画祭』が共同企画するイベントが5日、都内で開催され、特別ゲストとして河瀬直美監督が登壇。自身がエグゼクティブ・プロデュサーとして運営に関わる『なら国際映画祭』の新企画とポスタービジュアルを初公開した。

『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018』と『なら国際映画祭』が共同企画するイベントに出席した(左から)別所哲也、河瀬直美

『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018』と『なら国際映画祭』が共同企画するイベントに出席した(左から)別所哲也、河瀬直美

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 河瀬監督は、SSFF&ASIA代表の別所哲也と共に登壇し、『第5回なら国際映画祭 2018』のポスタービジュアル3枚をお披露目した。「子どもが映画を撮っている。作って見せて上映する機会がないと皆さんと出会えない。その原点に戻ろうという意味を込めて作った。テーマは“古都からコトへ RE:CREATION”」と込めた思いを紹介。1枚目はカチンコを持った子ども、2枚目は映写機を持った子ども、3枚目はポップコーンを持って笑顔で映画を見ている子どもが写り、それぞれ奈良の伝統的な衣装を身につけている。

 モデルは一般公募したといい、河P監督は「一目見て惚れ込みました。男の子か女の子かわからない、中性的なイメージがすごく変わった子でした。(3枚目は)映画を見ながら笑っているのか叫んでいるのか、その世界に出合う情熱やパッションの中での表情だった」と語った。

 SSFFとなら国際映画祭のコラボレーションが実現した新企画『シネヴィジョン』の概要についても明かされた。次世代の若きクリエーター達に贈る“映画の教室”となり、「未来に向かうシネマってなんなんだ」というテーマをもとに語り合うという。

 この日は河瀬監督と映画『Vision』のプロデューサーを務めるマリアン・スロット氏の対談が実現。今後は9月22日に別所と2007年にカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したクリスティアン・ムンジウ監督が春日大社で対談を行う。ムンジウ監督が『なら国際映画祭』の審査員長を務めることも明かされた。

 『第5回なら国際映画祭 2018』は、9月20日〜24日まで、奈良県文化会館、ならまちセンター、奈良国立博物館、ホテルサンルート奈良、春日大社他で開催。『SSFF&ASIA 2018』は24日まで開催中。

関連写真

  • 『ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2018』と『なら国際映画祭』が共同企画するイベントに出席した(左から)別所哲也、河瀬直美
  • 河瀬直美監督
  • 『第5回なら国際映画祭 2018』ポスタービジュアル (C)Nara International Film Festival
  • 『第5回なら国際映画祭 2018』ポスタービジュアル (C)Nara International Film Festival
  • 『第5回なら国際映画祭 2018』ポスタービジュアル (C)Nara International Film Festival

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