• ホーム
  • 芸能
  • “脚本家”バカリズム、向田邦子賞受賞「今後もいろいろな作品に挑戦したい」

“脚本家”バカリズム、向田邦子賞受賞「今後もいろいろな作品に挑戦したい」

 タレントのバカリズムが、優れた脚本作家を顕彰する『第36回向田邦子賞』(主催:向田邦子賞委員会、東京ニュース通信社)を受賞することがわかった。3日に都内で行われた選考会で決定した。受賞作は、読売テレビにて昨年4月13日〜6月15日に放送された『架空OL日記』。

 授賞理由は「『架空OL日記』はOLたちの私的な会話をスケッチしたせりふ劇である。更衣室の壊れたハロゲンヒーターについて、連句風にえんえんと続くOLたちの会話は実に無意味でリアルでおかしさにあふれている。しかし、リアリティに満ちた彼女たちの会話はすべて虚構であるという作者のうそぶきが題名の『架空』という文字から見えてくる。 この見事に作られたせりふ群が示す才気に対し向田邦子賞を贈る」というもの。バカリズムには同賞の特製万年筆および副賞300万円が贈られる。贈賞式は5月29日。

 バカリズムは「素晴らしい賞に選んでいただき、大変光栄です。この作品は出演者でもあったので、撮影をしながら控え室で次回の脚本を直すというなかなか忙しい現場でしたが、楽しんで書くことができました。今後もいろいろな作品に挑戦したいと思います」とコメントを寄せている。

 バカリズムは、1995年お笑いコンビ・バカリズムを結成、2005年12月よりピン芸人として活動。近年はテレビドラマの脚本を手掛けることも増え、『素敵な選TAXI』(関西テレビ)、『かもしれない女優たち』(フジテレビ)、『桜坂近辺物語』(フジテレビ)、『黒い十人の女』(読売テレビ)、『住住』(日本テレビ)などがある。

 『向田邦子賞』は、故・向田邦子さんがテレビドラマの脚本家として、数々の作品を世に送り出し活躍してきた功績をたたえ、現在のテレビ界を支える優秀な脚本作家に送られる賞として、1982年に制定。前年度に放送されたテレビドラマを対象に、選考委員がノミネート作品を選定。本選を含めて4回の討議を経て受賞作品を決定している。選考委員は池端俊策氏、冨川元文氏、大石静氏、岡田惠和氏、井上由美子氏(向田邦子賞受賞順)。



オリコントピックス