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尾上松也、“桂歌丸”役に重圧 本人との対面で変化「勇気をいただいて」

 歌舞伎俳優の尾上松也(32)が9日放送されるBS日テレ『BS笑点ドラマスペシャル 桂歌丸』(後7:00)の取材会に出席した。言わずと知れた落語家・桂歌丸(81)の半生を描いた同ドラマで歌丸役を演じた松也は「実際に一緒に時代を生きている方を演じるのはご本人も観るわけですから、より責任を感じましたし、不安もあった」と重圧を告白。一方で歌丸本人との対面を通じて「喜んでくださっている柔らかい表情を見たら、勇気をいただいて師匠がついてくれるような気持ちで撮影に臨みました」と振り返った。

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 その後の撮影では気負いすることなく“クソ馬鹿真面目”な歌丸の波乱に満ちた若き日々を熱演。「なにより落語は大きなキーになってきますし、歌丸師匠は落語が大好きでいらっしゃったのがよくわかりますので、落語なくして桂歌丸は語れないし僕自身もドラマのなかで落語をさせていただく機会もありました」と、実際に鍋草履など歌丸の噺(はなし)を3つほど暗記。「今回のドラマでより落語の面白さに気付かされた」と実感を込めた。

 劇中では17歳から歌丸を演じ「学生服に関しては僕自身も違和感を感じた…」と苦笑しきり。また「最後は『笑点』の前身番組のオーデションまでを描いていますけど、歌丸師匠を通じて悩んだりふさぎこんだりすると一人で背負いこむのではなく、周りをみると支えてくれる人がいる、そういう人たちのおかげで生きているとドラマを通じて感じたし、歌丸師匠の奥様の存在は大きくて、かけがえのないものなのだと思いました」と、水川あさみ演じる冨士子との“夫婦愛”もみどころとして挙げた。

 劇中では現役『笑点』メンバーも出演したが「みなさん、すごく楽しそうで、お祭りに参加しているようだった。僕自身もすごくうれしかった」と賑やかな撮影現場を回想しながらも「笑点メンバーのみなさんから『歌丸師匠がこうだった』という話は…。歌丸師匠の「う」の字も出なかった」と暴露して笑いを誘っていた。

 日本の伝統芸能である歌舞伎、そして落語。「落語独特の動きや間のとり方などいろいろなルールなど勉強になりました」と語る松也は「相互作用で、落語と歌舞伎は刺激しあっている関係なのかなと。歌舞伎が題材の落語も、その反対もあるので互いに共存しあっている感じがしました。まだまだ埋もれている古典落語はあるでしょうし、これから歌舞伎にできる落語もあると思うので楽しみになったし、より落語にアンテナを張って、今後も敏感に感じ取ってやっていけたら」と改めて意気込んでいた。



関連写真

  • BS日テレ「笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」試写会後囲み取材に出席した尾上松也 (C)ORICON NewS inc.
  • BS日テレ「笑点ドラマスペシャル 桂歌丸」試写会後囲み取材に出席した尾上松也 (C)ORICON NewS inc.

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