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【花燃ゆ】坂本龍馬役に伊原剛志「気負わずに」

 NHK大河ドラマ『花燃ゆ』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)で坂本龍馬役を俳優の伊原剛志が演じることが25日、明らかになった。連続テレビ小説『花子とアン』の“おとう”役で知られる伊原は心機一転。「歴史上の人物で坂本龍馬は、生き方としても憧れる人物で、演じたいキャラクターだったので、龍馬役を演じられることはうれしいし、光栄です。『花燃ゆ』を通して、坂本龍馬としてこの時代を生きていくことが、楽しみです」とコメントしている。

大河ドラマ『花燃ゆ』で坂本龍馬役を演じる伊原剛志(C)NHK

大河ドラマ『花燃ゆ』で坂本龍馬役を演じる伊原剛志(C)NHK

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 大河ドラマへの出演は『武田信玄』(1988年)、『新選組!』(2004年)に次ぐ、3回目。幕末を彩る人物の中でも突出した人気を誇る龍馬は、さまざまな映画・ドラマに登場し、多くの俳優たちが演じてきた。大河ドラマでは『龍馬伝』(2010年)の福山雅治、『篤姫』(2008年)の玉木宏、『新選組!』の江口洋介、『竜馬がゆく』(1968年)の北大路欣也ほか。『JIN‐仁‐』(2009年・11年、TBS)の内野聖陽、『竜馬におまかせ!』(1996年、日本テレビ)ではダウンタウンの浜田雅功も演じている。武田鉄矢のイメージも強い。

 伊原は「気負わずに、リアリティを持って演じて、『こういう坂本龍馬はありだな。』と観た人に思ってもらえるよう演じられればと思っています」と意気込んでいる。

 同ドラマに登場する坂本龍馬は、吉田松陰(伊勢谷友介)亡き後のヒロイン・文(井上真央)を元気づけ、小田村伊之助(大沢たかお)、桂小五郎(東山紀之)らと長州を救うべく薩長同盟を目指す重要な役割を担う。

■坂本龍馬(1836−67年、享年33)

 土佐藩の郷士の次男として生まれ、武市半平太の土佐勤王党に加わる。長州、萩で久坂玄瑞と出会ったのちに脱藩。勝海舟に弟子入りし、航海術を学ぶ。長崎で商社と政治結社を兼ねた亀山社中(のちの海援隊)を創設し、倒幕運動を推し進めた。幕府と敵対し孤立する長州藩のために先進兵器の購入を周旋するなどして、薩長同盟を成立させた。愛妻おりょうを下関に住まわせるなど、長州との関係は深かった。その後、新政府綱領八策を著すなど日本の近代化を目指すも、京都近江屋で、志半ばで暗殺されてしまう。

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