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野上照代氏、小泉堯史監督を“辛口”祝福「今回はいっぱいね」

 映画『蜩ノ記』の大ヒット舞台あいさつが16日、都内で行われ主演の役所広司岡田准一堀北真希小泉堯史監督らが出席。前日に“日本一早い映画賞”とされる「第38回山路ふみ子映画賞」を受賞したことを祝し、小泉監督の師匠・黒澤明の歴代作品でスクリプターを務めた野上照代氏(87)が登壇、小泉監督に花束を贈呈した。

映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した(左から)野上照代氏、小泉堯史監督、役所広司 (C)ORICON NewS inc.

映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した(左から)野上照代氏、小泉堯史監督、役所広司 (C)ORICON NewS inc.

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 野上氏は「黒澤監督もきっと、天国で『100点』と褒めてるよ」と“黒澤組”の後輩を祝福。「小泉作品は客が入らないって評判だったけど、今回はいっぱい入ったね」と“辛口”で称賛すると、小泉監督は「豪華な役者の皆さんのおかげです」と目を細めた。

 出演者も次々に喜びを語った。

 役所は「時代劇のヒットが難しい時代ですが、丁寧に作ったいい作品がヒットするのは、本当にうれしい」と喜びもひとしお。「権威ある賞を受賞できたことは素晴らしいし、この作品は受賞にふさわしい。黒澤監督もきっと喜んでいらっしゃると思います」と話し、「公開日から2週続けて週末に台風が来てしまいましたが上映は続きますので、たくさんの人に薦めてください」と結んだ。

 岡田も「こんな素晴らしい作品に参加できて本当に幸せです」と感激しきり。撮影現場にも顔を出したという野上氏と久しぶりに再会し、「相変わらずかっこいいですね」と声をかけると、野上氏は投げキッスをして喜び会場を盛り上げた。

 堀北は「撮影前に歴史や所作を学んで臨んだ作品なので、若い方がそういったものを学ぶきっかけになれば素晴らしいと思います」と語った。

 直木賞を受賞した葉室麟の同名小説を映画化した同作は、各地の試写会で号泣する人が続出していることから、全米感涙協会の“感涙映画”第1号に認定。今月4日の公開直後から幅広い年代に支持され、大ヒットを記録している。

関連写真

  • 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した(左から)野上照代氏、小泉堯史監督、役所広司 (C)ORICON NewS inc.
  • 花束贈呈に駆けつけた野上照代氏(左) (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した役所広司 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した役所広司 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した堀北真希 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した堀北真希 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した(左から)小泉堯史監督、役所広司 (C)ORICON NewS inc.
  • 花束贈呈に駆けつけた野上照代氏(左) (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『蜩ノ記』大ヒット舞台あいさつに登壇した(左から)野上照代氏、小泉堯史監督 (C)ORICON NewS inc.

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