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麻耶雄嵩VS綾辻行人、視聴者参加型謎解き番組で対決

 NHK・BSプレミアムできょう13日(後9:00〜10:29)と、あす14日(後11:00〜11:59)の2夜連続で、視聴者参加型リアルタイム謎解き番組『謎解きLIVE 忍びの里殺人事件』が生放送される。

探偵役となる高校放送部のモモ(神戸桃役の金澤美穂)とミコ(仁科三子役の椎名琴音)(C)NHK

探偵役となる高校放送部のモモ(神戸桃役の金澤美穂)とミコ(仁科三子役の椎名琴音)(C)NHK

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 番組は、正解率1%の難解さで、ミステリーファンの圧倒的支持を得た『謎解きLIVE』の第2弾。今回の舞台はM県伊加市、俳人松尾芭蕉と忍者にゆかりのある街で行われていたイベント中に殺人事件が起こる。たまたま事件現場に居合わせた地元高校の放送部員から送られるリポート映像(ドラマパート)を元に、NHKのスタジオに集まったゲストたちが独自の見方で事件を推理する様を生放送する。

 放送中、視聴者はデータ放送を通して推理に参加。事件は2日にわたりリアルタイムに進行し、放送時間外は番組ホームページで捜査情報や手がかりが提供される。データ放送ではボードゲームのような形式で誰もが簡単に楽しめ、犯人やトリックをすべて推理したら100点満点。高得点者は番組の最後でニックネームが紹介される。

 番組内で起こる“事件”(=原作)は、大胆なトリックに緻密なロジックでカルト的な支持を得ている人気ミステリー作家・麻耶雄嵩氏(45)が番組のために書き下ろし。麻耶氏の故郷・三重県伊賀市が舞台のモチーフとなっている。

 生放送で謎解きに挑むスタジオゲストは、ミステリー作家の綾辻行人氏(53)。タレント・エッセイストの小島慶子(42)、俳優としても活躍する芸人のマキタスポーツ(44)の3人。

 綾辻氏は原作の麻耶氏と同じ京都大学推理小説研究会出身の先輩。人気ミステリー作家の真剣勝負が生放送で実現する。綾辻氏は「せっかくなので思いきり愉しませていただきましょう。勝負はまあ、時の運ということで――」と、コメントを寄せる一方で、自身のツイッターには「ガチ対決です――が、実は犯人当てを推理するのは苦手な私。」(10日付け)と投稿。弱気なのか、ブラフなのか…。麻耶氏は「やるからには騙しきりたいです。いざ尋常に勝負!」と自信をのぞかせている。

 スタジオゲストも視聴者も同じ条件で成績は点数で表示される。2日間、じっくり推理をめぐらして、綾辻氏を上回ることができるか?

※記事初出時、本文に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。

関連写真

  • 探偵役となる高校放送部のモモ(神戸桃役の金澤美穂)とミコ(仁科三子役の椎名琴音)(C)NHK
  • 出席者(左から)神部恭久(NHKエンタープライズ)、麻耶雄嵩氏(原作)、前野朋哉氏(演出)、金澤美穂、椎名琴音、森岡龍(C)NHK
  • ドラマパートの場面写真は[拡大写真]をクリック
  • 9月13日・14日放送『謎解きLIVE 忍びの里殺人事件』(ドラマパート)モモとミコが取材中、事件が起こる(C)NHK
  • 9月13日・14日放送『謎解きLIVE 忍びの里殺人事件』(ドラマパート)城下町の謎解きイベントで事件が起こる(C)NHK
  • 9月13日・14日放送『謎解きLIVE 忍びの里殺人事件』(ドラマパート)ワケアリな参加者たち(C)NHK

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