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アナとエルサを現代女性に置き換えてみると…『アナと雪の女王』のメッセージ

 現在、大ヒット中の『アナと雪の女王』。この物語のなかのアナとエルサの行動は、現代女性に置き換えると、さまざまな教訓となりそう。そんな映画のメッセージを現代に置き換えてみる。

現代女性にも通じる普遍的な共感ポイントがある?(C)2014 Disney. All Rights Reserved

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<その1>若い頃の恋愛には二種類がある

 アナは、偶然出会ったハンス王子に瞬く間に恋をします。ハンス王子との出会いは運命的なものを感じさせるシチュエーションだし、ちょっと見た目もいい感じだし(アナはハンスに背が高いのね!と言っているのも象徴的です)、ハンス自身も女性に慣れていて、アナの話にもかなり合わせてくれる。でも、そんな手練れの男性に身を焦がすのは、恋に恋している女の子の特徴で、現代社会においては、そんな恋は長持ちしないことも多いでしょう。

 その後に出会ったクリストフには、まったく心を動かされなかったアナですが、本当に窮地に陥ったときにその優しさに気づきます。若い女性は、こうしたふたつのパターンの恋愛を知ることは多いものですが、真実の愛は、そんなに急には盛り上がるものではないこともわかります。

<その2>女の子の能力はときに持ち腐れてしまう

 アナの姉のエルサは、触るものを氷にしてしまうという魔力を持っています。そして、その魔力を持っていることで、普通の女の子ではないとされ、両親に隔離されてしまいます。

 これは、女の子が突出した能力を持っていると、“女の子らしさ”が求められることが多い社会のなかではその使い道がなかなか見えず、その能力が持ち腐れになってしまうということと関連づけられそうです。キャリアウーマンが組織内である程度の立場までいくと、女性であるということが壁になりその能力が発揮できなくなる「ガラスの天井」などとも関係がありそうです。

<その3>王子様がいればすべてうまくいくわけではない

 アナはエルサの放った氷を胸に受け、ひん死の状態になってしまいます。アナを救うには、王子様の真実の愛が必要とのこと。これは、これまでの『白雪姫』などに描かれてきたことと同じです。

 ところが、この映画では、かつてのストーリーのようには事は運びません。現代においても、王子様が突然現れただけで、何もかもOKということにはなかなかなりません。ほとんどの場合、結末は王子様とのハッピーエンドとして描かれますが、現実の人生の結末は単純ではなく、そしてその先にも人生は続いていくということなのです。

<その4>男を見た目や経済力で選ばないほうがいい

 アナはハンスとクリストフというふたりの男性と出会いますが、ふたりとも完璧な男性というわけではありません。昔のお姫様の物語であれば、出てくる男性はひとりで、将来も安泰な王子様でした。

 でも、現代にそんな好条件の人はなかなかいません。男性を選ぶときは、経済的な条件だけでも、見た目の条件だけでもなく、もっと自分が一緒にいて心地が良い人を選ぶべきだと映画は言っているような気がします。

<その5>姉妹や女同士の友情も大切にするべき

 これまでのお姫様の物語は、お姫様が仲良くなるのは動物ばかり。人間の女性は、お姫様を阻む魔女的な女性ばかりでした。ところが、『アナと雪の女王』は、プリンセスがふたり登場するということで、お姫様と魔女という関係性では描かれません。

 現代は、離婚率もあがり、経済も右肩上がりとはいかないため、昔のように夫がいれば万事OKという時代でもなくなってしまいました。その変わりに、同性の友人や姉妹などとの関係性も以前よりも重要なものになっているでしょう。

<その6>能力はうまく使うべき

 エルサの能力は、その使い方がわからなかったり、加減を知らないと凶器にも変わりますが、ちゃんとその使用法を知って正しく使えば、みんなを幸せにすることもできます。女性の仕事上の能力も、単にひとりよがりに使うのではなく、周囲と協力しながら使わないと、その良さが発揮しにくいものなのではないでしょうか。

アナと雪の女王『ヒット考察:アナとエルサを現代女性に置き換えてみると』
『アナと雪の女王』モデル座談会レポート☆愛を心で感じて女子力アップ!

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