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アナと雪の女王『ヒット考察:アナとエルサを現代女性に置き換えてみると』
この物語のなかのアナとエルサの行動は、現代女性に置き換えると、さまざまな教訓となりそう。
そんな映画のメッセージを現代に置き換えてみる。
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<その1> 若い頃の恋愛には二種類がある
その後に出会ったクリストフには、まったく心を動かされなかったアナですが、本当に窮地に陥ったときにその優しさに気づきます。若い女性は、こうしたふたつのパターンの恋愛を知ることは多いものですが、真実の愛は、そんなに急には盛り上がるものではないこともわかります。
<その2> 女の子の能力はときに持ち腐れてしまう
これは、女の子が突出した能力を持っていると、“女の子らしさ”が求められることが多い社会のなかではその使い道がなかなか見えず、その能力が持ち腐れになってしまうということと関連づけられそうです。キャリアウーマンが組織内である程度の立場までいくと、女性であるということが壁になりその能力が発揮できなくなる「ガラスの天井」などとも関係がありそうです。
<その3> 王子様がいればすべてうまくいくわけではない
ところが、この映画では、かつてのストーリーのようには事は運びません。現代においても、王子様が突然現れただけで、何もかもOKということにはなかなかなりません。ほとんどの場合、結末は王子様とのハッピーエンドとして描かれますが、現実の人生の結末は単純ではなく、そしてその先にも人生は続いていくということなのです。
<その4> 男を見た目や経済力で選ばないほうがいい
でも、現代にそんな好条件の人はなかなかいません。男性を選ぶときは、経済的な条件だけでも、見た目の条件だけでもなく、もっと自分が一緒にいて心地が良い人を選ぶべきだと映画は言っているような気がします。
<その5> 姉妹や女同士の友情も大切にするべき
現代は、離婚率もあがり、経済も右肩上がりとはいかないため、昔のように夫がいれば万事OKという時代でもなくなってしまいました。その変わりに、同性の友人や姉妹などとの関係性も以前よりも重要なものになっているでしょう。
<その6> 能力はうまく使うべき
『アナと雪の女王』特別映像:「Let It Go」/イディナ・メンゼル
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アナと雪の女王
世界各国で新たな金字塔を打ち建てている映画『アナと雪の女王』。それは、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描いた感動のドラマティック・ミュージカル。
愛し合うからこそ離れていくエルサとアナ、アナの婚約者のハンス王子、アナのために危険を冒す山男のクリストフ、ハグするのが大好きな雪だるまのオラフ……凍った世界を救い奇跡を起こす“真実の愛”とは何か……?ディズニー映画初の“2人のヒロイン”が主人公のこの映画では、王道である“真実の愛”も思いがけない形で描かれる。
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
製作総指揮:ジョン・ラセター
歌曲:ロバート・ロペス、クリステン・アンダーソン=ロペス
声の出演:[字幕版]クリステン・ベル(アナ)/イディナ・メンゼル(雪の女王/エルサ)
[日本版]神田沙也加(アナ)/松たか子(雪の女王/エルサ)
【公式サイト】
2D・3D<字幕版/日本版>大ヒット上映中
(C)2014 Disney. All Rights Reserved
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