何でもいいから一つ、思い出話を人前で発表することになったら、どんな話をしますか? 俳優の佐藤隆太(34)は、「幼稚園のおもちゃ箱からネックレスを家に持ち帰ってしまった時のこと。いけないことをしたと気づいたからだと思う。覚えているのは、マンションの階段の踊り場で泣いている自分と、そこから見えた景色。これは感覚として覚えている中では、初めて号泣した記憶です」と答えた。
思い出話の発表の場が会社の朝礼などではなく、明日をも知れぬ極限状態だったとしたら…。海外でテロ事件に巻き込まれ、長期に渡る人質生活の中で思い出が語られ、録音(盗聴)されていた、という衝撃的な設定で話題を呼んだのが、小川洋子氏のベストセラー小説『人質の朗読会』(中央公論新社)だ。このたびWOWOWでドラマ化され、佐藤は原作では名前の出てこない、ラジオ局の報道記者役で出演する。ドラマでは「中原誠一」という名前で、人質たちの朗読を聞き、その内容に心揺さぶられ、遺された録音テープの公開に奔走する役どころだ。
佐藤は「中原は一人ひとりの物語をひとつにつなげるストーリーテラーの役目も担いつつ、視聴者の皆さんと同じ立場でもある。録音テープを聞き、人質たちの家族に会いに行き、彼らの話も聞く。受けの芝居が多くてすごく難しかったのですが、自分にとっていいチャレンジができました」と振り返った。
しかし、今作では「自分のことより、人質役の皆さんのお芝居に注目してほしい」と力を込める。ドラマでは、6人の人質を大谷直子、長谷川朝晴、原日出子、阿南健治、三浦貴大、鷲尾真知子が演じる。
佐藤は「原作小説を読んで、さらに中原を演じながら、人は本当にささいなことが、支えになったりするのだなと思いました。生きていると、どうしても避けられない別れや悲しみが増えていくけれど、この作品との出会いがきっかけで心が癒されるならば幸いに思う」と話していた。
「幼稚園のネックレス」のエピソードは、原作小説の文庫版(中公文庫、2014年2月25日初版)に佐藤が寄稿した解説の中にも記されている。
ドラマWスペシャル『人質の朗読会』は、3月8日(後8:00)、同11日(後6:00※再放送)、WOWOWプライムで放送。同15日(後9:00)には、人気脚本家・宮藤官九郎が作・演出を手がけ、佐藤が主演したオリジナルロックオペラ『高校中パニック!小激突!!』(2013年上演)がWOWOWライブで放送される。
思い出話の発表の場が会社の朝礼などではなく、明日をも知れぬ極限状態だったとしたら…。海外でテロ事件に巻き込まれ、長期に渡る人質生活の中で思い出が語られ、録音(盗聴)されていた、という衝撃的な設定で話題を呼んだのが、小川洋子氏のベストセラー小説『人質の朗読会』(中央公論新社)だ。このたびWOWOWでドラマ化され、佐藤は原作では名前の出てこない、ラジオ局の報道記者役で出演する。ドラマでは「中原誠一」という名前で、人質たちの朗読を聞き、その内容に心揺さぶられ、遺された録音テープの公開に奔走する役どころだ。
しかし、今作では「自分のことより、人質役の皆さんのお芝居に注目してほしい」と力を込める。ドラマでは、6人の人質を大谷直子、長谷川朝晴、原日出子、阿南健治、三浦貴大、鷲尾真知子が演じる。
佐藤は「原作小説を読んで、さらに中原を演じながら、人は本当にささいなことが、支えになったりするのだなと思いました。生きていると、どうしても避けられない別れや悲しみが増えていくけれど、この作品との出会いがきっかけで心が癒されるならば幸いに思う」と話していた。
「幼稚園のネックレス」のエピソードは、原作小説の文庫版(中公文庫、2014年2月25日初版)に佐藤が寄稿した解説の中にも記されている。
ドラマWスペシャル『人質の朗読会』は、3月8日(後8:00)、同11日(後6:00※再放送)、WOWOWプライムで放送。同15日(後9:00)には、人気脚本家・宮藤官九郎が作・演出を手がけ、佐藤が主演したオリジナルロックオペラ『高校中パニック!小激突!!』(2013年上演)がWOWOWライブで放送される。
2014/03/07