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三谷幸喜が引き出す竹内結子の魅力「追い詰められて発揮するタイプ」

 WOWOWで29日、三谷幸喜脚本と監督による、一度もカメラを止めずに撮り続ける “完全ワンシーンワンカット”のドラマ第2弾『三谷幸喜「大空港2013」』(後10:00)が放送される。通常のドラマとの決定的な違いは、キャストもスタッフもNGが許されない撮影だったということ。

12月29日、WOWOWで放送『三谷幸喜 「大空港2013」』主演の竹内結子(左)、脚本・監督の三谷幸喜(右) (C)ORICON NewS inc.

12月29日、WOWOWで放送『三谷幸喜 「大空港2013」』主演の竹内結子(左)、脚本・監督の三谷幸喜(右) (C)ORICON NewS inc.

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 舞台作品をテレビで観る感覚に似ているが、「舞台をやるより断然、難しいです」と語るのは企画した張本人、三谷幸喜氏だ。

 「舞台は多少、俳優の立ち位置が変わってもOKですし、そもそも舞台空間が限られています。今回の『大空港』は長野・松本空港でロケを敢行しました。メインキャストからエキストラまで100人近い出演者がめまぐるしく行き交い、空港内を縦横無尽に動き回りながら、カメラフレームから見切れたり、誰かと顔がかぶったりしないように、ちゃんと立ち位置を決めて、覚えて、確認しながら演じなくちゃならない。俳優さんにとってはものすごく大変だと思いますね」。

 そんな“大作(大変な作品)”に挑んだのが、女優の竹内結子。100分のドラマにほぼ出ずっぱりでセリフ量も多かった上に、「ドラマの後半の台本を受け取ったのが、現地リハーサルが始まる直前で、その4日後には本番という状況でした。ホテルの部屋で泣きながらセリフを必死で覚えました」と思わず口から恨み節がこぼれる。

 さらに、竹内ら出演者は撮影するたびに絶妙に変わっていく三谷監督の演出にも翻ろうされた。竹内は「思いがけない行動に、驚いたり、驚かせたりしながら進んでいきました。素で動揺している姿が映っていると思います」と明かす。

 三谷監督は「スタッフワークはやればやるほど良くなっていくけど、俳優さんは2、3度やると慣れが出てしまう。芝居を活性化させ、生のリアクションを楽しむためにも、いろいろ仕掛けました」ともっともらしく狙いを説明した後、「そうでもしないと、本番中、僕自身やることないんで(笑)。いたずらを入れていくことで僕も活性化されました」と本音をポロリ。

 竹内が「私はもういっぱい、いっぱい、てんやわんやでしたよ。いろんな爆弾が仕掛けられていて、それをかいくぐっていくような感じでした」と苦労を訴えると、三谷監督は「それでも、いいものができたんだから、いいじゃない」と開き直り、「竹内さんは追い詰められて発揮するタイプ。何が起こっても役になりきって対処できる方だと、信頼していましたから」と口説いた。

 そう言われてしまうと竹内も「信頼していただいて、感謝します」と満更でもない。「役者同士もお互い信頼関係ができていたので、何か起きても大丈夫、やるしかないと思ってやっていましたし、こんなにもチームプレイを実感できる現場はなかなかないと思いました。役者としてやってみたいと思っていたものにちょっと近づけた気がします」と手応えを語っていた。

 同ドラマは、天候不良で空港に降り立った家族に起こるトラブルが、やがて大騒動に発展していく群像コメディー。騒動に巻き込まれるグランドスタッフ役に竹内、お金に困っているライター役に生瀬勝久、謎めいた女性役に戸田恵梨香、偽パイロット役にオダギリジョー、家族に隠し事がある父親役に香川照之。そのほか、池松壮亮、梶原善、青木さやか、石橋杏奈、綾田俊樹、甲本雅裕、神野三鈴ら実力派俳優陣が個性豊かなキャラクターを熱演している。

 竹内は「いつのまにかカメラの存在を忘れて、視聴者の方もあの空港にいたような感覚を味わっていただける、面白い作品になっていると思います」と視聴を呼びかけていた。

 ドラマW『三谷幸喜「大空港2013」』はWOWOWプライムで29日、午後10時より放送。

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  • 三谷幸喜監督 (C)ORICON NewS inc.

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