名もなき家族に焦点を当てて昭和初期の激動の時代を描く映画『少年H』(8月10日公開)が、第35回モスクワ国際映画祭のGALA部門上映作品に選ばれたことが30日わかった。主演の水谷豊、伊藤蘭は夫婦そろって初の海外映画祭への参加。メガホンをとった降旗康男監督は、前作の高倉健主演映画『あなたへ』で第36回モントリオール世界映画祭エキメニュカル賞を受賞しており、2作連続の国際映画祭への選出となった。 日本映画がGALA作品に選ばれたのは、2011年の『借りぐらしのアリエッティ』に続く2作目。日本の実写映画としては史上初の快挙になる。GALAとは、全世界よりエントリーされた作品の中から(今年度は約1500本超)、モスクワ国際映画祭が世界の映画業界で話題を呼ぶであろう6作品を選び、特別上映をする部門。コンペティション部門とは異なるが、同映画祭において最もグレードの高い部門に位置付けられている。今年は、ブラッド・ピット主演の話題作『WORLD WAR Z』もGALA部門に選ばれている。
2013/05/31