ハリウッド俳優のダスティン・ホフマンが8日、初監督を務めた映画『カルテット!人生のオペラハウス』のジャパンプレミアのため、21年ぶりに来日した。同作には、世界的に有名なソプラノ歌手のギネス・ジョーンズをはじめ、名だたるミュージシャンたちがキャストとして参加。ダスティンは「まだ十分現役で歌えたり、演奏できる方々をこだわって起用した」といい、「日本では違うのかもしれませんが、アメリカや西洋では年老いたミュージシャンにチャンスを与えない、リスペクトしないというところがある」と思い入れを語ると、感極まって涙ぐんだ。 演技経験のないミュージシャンたちにダスティンは「演技は全くしないでいいから、今感じていることをそのまま撮りましょう」とアドバイスしたといい、「我々全員が人生の第三幕に差し掛かっている。年をとるとはどういうことか、そのまま見せたかった」と感慨深げ。「本当に彼らはこの仕事を有難がり、朝6時から撮影現場に来て、14時間に及ぶ撮影にもずっと付き合ってくれた。素晴らしい贈り物を彼らから受け取った」と感謝した。
2013/04/08