昨年10月に他界した若松孝二監督の遺作『千年の愉楽』が9日、公開初日を迎えた。舞台あいさつには主演した女優の寺島しのぶ、俳優の高良健吾、高岡蒼佑、染谷将太、佐野史郎、井浦新が出席。前日行われた日本アカデミー賞にも高良、染谷と出席していた寺島は「来年のアカデミー賞は『千年の愉楽』がいくんじゃないですかね」と自信たっぷりに宣言し、「監督は『僕はアカデミー会員じゃないんでね』って言うと思うけれど」と微笑んだ。
若松組常連の井浦は「監督が亡くなってから、この日を目指して動いてきたのでうれしい。晴れ男だった監督らしく、きょうも見事な晴天ぶり。またここからはじまるのだと思います」と喜びもひとしお。「どうしてこのように一座となっていく所が生まれていくのか。監督が愛を持って僕らに厳しくしてくれて、俳優は芝居をもって返していく。監督の人としての大きさが、信頼関係をどんどん深めていった」と熱を込め、「現場では常に監督と喧嘩しているつもりでいました」と回顧。寺島も「スタッフや俳優全部を包み込んでしまう。海のように大きな心の優しいボスでした」と噛み締めた。
監督不在の舞台となったが、寺島は「本当は、きょうもここに監督がいると思っている」としみじみ語り、佐野も「監督の体はここにはないけれど、スクリーンの中に魂が入っている。作品を観てもらうことで残っていくと思う」とアピールしていた。
若松組常連の井浦は「監督が亡くなってから、この日を目指して動いてきたのでうれしい。晴れ男だった監督らしく、きょうも見事な晴天ぶり。またここからはじまるのだと思います」と喜びもひとしお。「どうしてこのように一座となっていく所が生まれていくのか。監督が愛を持って僕らに厳しくしてくれて、俳優は芝居をもって返していく。監督の人としての大きさが、信頼関係をどんどん深めていった」と熱を込め、「現場では常に監督と喧嘩しているつもりでいました」と回顧。寺島も「スタッフや俳優全部を包み込んでしまう。海のように大きな心の優しいボスでした」と噛み締めた。
2013/03/09