女優の安藤サクラ(26)が、『第55回ブルーリボン賞』主演女優賞を受賞し14日、都内で行われた授賞式に出席。父で俳優の奥田瑛二(62)が『棒の哀しみ』(1994年公開)で同賞の主演男優賞を受賞しており、安藤は「私が小さい時に父が主演男優賞を受賞していて、その日のことを鮮明に覚えています。偶然、この(ドレスと同じ)色の布を切ってブルーリボンを作って、バッチにしてこの会場で付けてあげたんです。父がちゃんと取っておいてくれて、今日も会場に持ってきました」と思い出を語り、親子での主演受賞を喜んだ。 安藤が出演した『かぞくのくに』(ヤン・ヨンヒ監督)は、作品賞、井浦新(38)の助演男優賞も含めて3冠を達成。安藤は「正直、感極まっています。今日、この壇上にヤン監督と新さんと一緒に立てたことがすごくうれしいです。ひたすらヤン監督の想いにキャストやスタッフみんなが付いて行って、迷って、死ぬ気で戦った作品」と胸を張った。
2013/02/15
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