女優の宮崎あおい、俳優の向井理が初共演で夫婦を演じる映画『きいろいゾウ』(廣木隆一監督)の完成披露イベントが11日、都内で行われた。初共演の印象はお互いに「暗い」「人見知り」といったネガティブな言葉が先に出て、宮崎は「お互い暗くてよかったね」。向井も「同じ空間にいてもいらない気遣いをせずに済んだ」と相性の良さを伺わせた。 2006年に発表された西加奈子氏の同名小説の映画化作品。「いつか、この小説の『ツマ』役を演じてみたいです。」と小説の帯に寄せていた宮崎は、念願かなった喜びを「お話をいただけたことが何よりもうれしくて。自分が26歳になって、この役が演じられる年齢になったんだなあと改めて実感しましたし、“ツマ”になれて幸せだったな」。“ムコ”役の向井もおすすめの一冊として原作小説を雑誌に紹介したことがあり、「大好きな作品でした」。
2012/12/11